第26話 獲(2)
すみません……話しの続きです。
おまけに、大学でもよく見かけますけど、半キャップヘルを 頭にかぶらないで、クビにかけているだけの人が多いです。
これは、ちょっとコワいです。
ほとんど、ノーヘルといっしょですね。
まぁ、昔は…バイクでは、ヘルメットをかぶらなくていい時代が ありましたけど…。
最近までも、原付バイクは、ノーヘルでオッケーでしたけど……。
まぁ、半キャップヘルでも、ちゃんとかぶっていたら、少しはマシでしょうね。
それよりも、半キャップヘルをクビにかけると、ヘルメットがパラシュートみたいになって、風を受けるんですよ。
要は、ヘルメットにクビを引っぱられるんですよ。
クビが締まって、苦しいんです。
「よくみんなは、平気だなぁ~?」
……って、思います。
それに、シールドがないから、砂ボコりや虫の攻撃を 受けます。
最悪なのは、「飛び石」です。
飛び石は、かなり危険です。
車のフロントガラスに、傷をつけるくらいの威力があります。
顔に当たると、けっこうイタイです。
もし……目に直撃したら、失明しかねません。
ほんとに、コワいです。
最低でも、メガネは、かけた方がいいですね。
あとは、カブといえども、グローブは、しましょう。
やっぱり、なにかあったときには、危険です。
とくにバイクは、コケやすい乗り物です。
素手で、コケたことを考えると、鳥肌が立ちます。
ぼくは、前に見たことがあります。
原付バイクをノーヘルで素手のアンチャンが 交差点でコケたところを……。
コケて、思わず手をついて………。
しかも、夏だったので、Tシャツに短パンのスタイルで………。
アタマ…ヒジ…ヒザ…は、言うまでもなく…
両方の手の平は………
アスファルトの「おろし金」で、すりおろしたように………
ズタボロでした。
皮がそがれて……
白い組織が……見えていました。
それから……出血が 起こりました。
みるみるウチに、血が流れ出して………
本人は……為す術なく………
ただ…震えていただけでした……。
かなりの痛みだったでしょう。
ブルブル……と、激しく震えていました。
「見るに耐えない!」……とは、このことでしょう。
さいわいにも、命に別状は、ないようでしたけど………。
そのアンチャンは、救急車で運ばれて行きました。
「あの傷」には、ゾッとします。
今……思い出しても、背筋に……
「ゾッとするモノ」が 走ります。
そこから得た教訓ですよ。
「他人のフリ見て、我フリなおせ!」
ぼくは、装備のことを 考え直しました。
ぼくだって、何度もバイクでコケました。
でも、装備のおかげで、あまり重傷は、ありませんでした。
ヘルメット、皮ツナギ、グローブ、ブーツによって、ぼくの体は、護られたのです。
我が身をもって、体験したのですから。
……おっと? すみません。
またまた、話しがそれてしまいました。
ようは……自己責任ですから、どんな格好で、バイクに乗ろうと、その人の勝手ですね。
ぼくが とやかく言う必要は、ないでしょう。
ですから、ぼくは……ぼくのスタイルで、いきます。
やっぱり、カブには、ジェットヘルなんですよ!
誰がなんと言おうとも……です!
………だから、「オタク」って、言われるのでしょうね。
けんじがまた、笑っています。
「………ぷぷ! 集金のおっちゃん!」
(ほっとけ!)
さぁ、今日もバイトをがんばりましょう!
よろしくね! カブちゃん。
里美さんとのお食事会のためにも、しっかりと、稼ぎましょうね!
ふぅ~。
すっきりしましたか?
でも、こうじくんの言うことには、一理ありますね。
やっぱり、軽装でのバイクは、危ないですよ。
うう………。
そんな事故の場面は……
あまり見たくないですけど……。
バイクに乗っているみなさん。
ほんとに、気をつけてください。
ふふふ。
やはり、こうじくんの改造オタクが炸裂するのですね~。
果たして、カブちゃんは、どんなチューンナップをするのかなぁ?
楽しみですね~。
さて次回は、かわいいカヤちゃんの「つぶやきタイム」ですよ。
お楽しみに。




