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⑦“ニュース”や“記事”との真の付き合い方

質問者:

 ニュースを“見てしまった場合”の対処法についてどうすればいいのでしょうか?



筆者:

 前提としては全くニュースを見ないことが望ましいのですが、SNSなどで自ずと生きているだけで触れてしまうケースも多いと思います。

 こうした21世紀の情報化社会においては“上手く情報とお付き合い“することが大事だと思います。

 まず、世間で散々言われていることは逆に一度立ち止まって考えるべきだと思います。疑問に思わないことは洗脳されているということなので一番良くないことだと思いますね。



質問者:

 では、世間で言われていることと真逆に考えるということなのでしょうか?



筆者:

 いわゆる「逆張り」と言う奴ですね。

ただ、「逆張り」について注意したいのはマスコミが「事実」を言っている可能性はかなり高いと思うので「逆張り」をし過ぎるのも良くないと思いますね。世間の論調を“疑う”ぐらいが適切かと思います。


 また、他の人が知っていないことを知っていることを「自分が正義だ」と勘違いしている人も問題です。


 重要なことをまともに伝えないマスコミも確かに問題なのですが、それを糾弾するために倫理に反することを行うことは道徳的に根本から間違っているように思えます。それらの組織の言うことを聞かないことも大事だと思います。

 


質問者:

 なるほど、怪しい団体や“ねずみ講”などを行う団体はそう言う感じの印象を受けます。



筆者:

 それに近い考え方で構いません。反社会勢力もほとんど皆“自分が正義“だと思っていますからね。


 これらと共通することとしては、自分の思考を他人に委ねることが一番危険だと思うんですよね。相手から言われていることを鵜呑みにせずに、いちいち考えることが大事なんです。それがマスメディアであれ、宗教組織であれ反社会勢力であれ同じことだと思っています。


 あらゆる情報が“参考程度“で色々と考えた結果として世間と同じ考えならそれはそれで良いと思うんです。考えた上での結論でしたら僕は否定しません。ただ、受動的に受け取った情報を鵜呑みにするのはどうかなと思います。



質問者:

 仮に、Twitterなどの媒体で勝手に目に入ってしまった場合にはどういう風に対処したらいいのでしょうか?



筆者:

 僕はそう言う記事を見る際にこういう見方があるんだ。他の見方は無いのかな? と冷静に思い感情移入しすぎないです。そして「僕はこう考えるけど普通の人は違うんだろうな」とかも思います(笑)。


 その上で更に興味を持ったら検索エンジンでワード検索します。それで別の見方を探して自分の価値観をアップデートするかどうか決めるという感じですかね。



質問者:

 どういう時に価値観をアップデートするか決めるのですか?



筆者:

 まず、記事を見た時に結論や感想を暫定で一定のラインで付けますが、これまでの考えと覆る内容が出たら納得できる内容でしたら柔軟に切り替えます。


 また情報不足だなと感じたら“保留“という項目を設けて同様の項目が出てきた際に考え直すといったやり方をしていますね。後半はちょっと上級者向けだと思うので、万人向けでは無いと思います。



質問者:

 なるほど“保留“にしてすぐに結論付けないことも大事かもしれませんね……。



筆者:

 また、このニュース記事を書いている人や媒体紙が“どんな立場の人間なのか?”ということをポイントに置くことがまず大事になってくるかなと思いますね。ある程度の誘導があるのは仕方のないことですから。


 マスコミの記事についてですが、“事実”としての価値は一定以上あると思うので“情報“として軽く流しておく程度ですかね。


 また、よく”タイトル詐欺”と言いますか中身の文章とちょっと違う内容もあるので興味があるものでしたらしっかり中身にもしっかり目を通すことが大事ですね。


 政治家の発言なども“切り抜き“されているケースも多いですからセンセーショナルに取り上げられている話題ならなるべく”全文“が載っているものにアクセスしていくことが大事になるでしょうね。


 ただ、このように深く考えすぎずある一定のラインで妥協することも大事なのかなと思います。もうそんなことも面倒ならやはりニュースは見る必要は無いでしょう。

 


質問者:

 よく、投資についての話題とかも記事でありますけどアレについては“情報”として価値があると思いますか?



筆者:

 うーん、どうでしょうか。僕も円安が進むのかどうかについてそう言った情報を追うこともあるのですが、正直言って後付け情報が多いです。未来予測としては2流以下のものがほとんどです。


 少し話は逸れるかもしれませんが、大体お金のことに関しては誰しも“終わった後”に本や記事にしますから普通の人には再現性があまりないと思うんですよね(あたかも再現性があるかのように書いてありますけど)。


 また、お金儲けに関しては一番手にその市場に参入した人が儲かりますからね。これも自分の嗅覚を強めて自分で考えて行動するしか勝ち残る道は無いです。


 特に価値観がコロナ以降の2020年頃から大きく変わっていますからそれに対するアップデートをしていかないと難しいですね。それより前の経済的な価値観はあまり意味が無いように思えます。

 


質問者:

 なるほど……かつての成功体験は参考程度という感じなんですね。

後はネットで情報を拾う際の注意点はありますか?



筆者:

 Twitterとかでリンクがあったりすると思うんですけどアレをクリックして中身をご覧になったことはありますか?



質問者:

 いえ、あまりないです。



筆者:

 ある調査によるとTwitterのリンクを確認しない人は7割にも上るということで僕はその情報を見てからリンクを気になった記事なら逐一クリックするようにしているんですが、マスコミ媒体と同様の“タイトル詐欺”みたいに内容が違っていたり、年数が随分前だったりすることがあるんですね。


 しっかりとクリックをして内容を確かめないと“デマ”に近いモノを拡散してしまう可能性もあるのでいいね! やリツイートで拡散をする前にリンク先を確認することが大事です。迂闊に拡散する前に注意したほうが良いですね。


 まぁ、あまりSNSに時間を割かないほうが良いと思いますけどね。


 最後にマスコミのあるべき姿についてみていこうと思います。

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― 新着の感想 ―
[一言] 『ゆっくりゴシップチャンネル』の方が、『何事も過信と鵜呑みは禁物だぜ』と言ってましたが、核心付いてますよねぇ……。 あと、YoutubeのCMとかに、投資関係のやつが良く出てきていた時期が…
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