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⑥“ニュース記事“の悪いところまとめ/教養としてのニュースはどうなのか? について

筆者:

 では、ここまでで挙げた、ニュースを見てはいけない理由についてまとめておきます。


1 情報を発信する側は必ず事前に“取捨選択”をしており、記事数や報道時間数と“実際の重要度”は全く比例しない


2 ニュースを受け身で見ているということはマスコミから“偏差値が低い人”認定されていることと同じである


3 メディアは自分の“利益誘導”若しくは組織の意向に反しない報道を“タイトル誘導“や“切り取り“や”扇動報道“などを行うことによって印象操作を行っている。


4 メディア(素人記事も含む)は一定のバイアスがかかっており100%プロパガンダである。そして、メディアの利益になることなら恐怖をいくらでも煽る


5 海外の報道の中でアメリカや中国に不都合な報道はされない(ただし、世界のニュースでこの2か国が裏で関わっていないことの方が少ない気もする)


6 メディアに出ている専門家はポジショントークをすることが多く、彼らの所属する組織に対して不利益になることは発言はしない。


7 どんな一般人でも一定のバイアスがかかっている。それを前提に読むべきであり、できればその記事と真逆の内容の人の記事も読むべきである。

 という感じの7つです。



質問者:

 あの……最初タイトルでは「3つの理由」とかあったんですけどかなり増えているんですが……。



筆者;

 あー、ごめんなさい。少ない数の方が見て貰えるかなと思って数を絞っていました(笑)。



質問者:

 ①の時も思ったのですが、学生の方などは“教養“としてニュースを見る必要は無いのでしょうか?



筆者:

 僕が受験生だった時代は少し前ですが、僕は受験の時テレビも見ずに、新聞も取りませんでしたが無事に受験を突破しましたよ。ちなみに就職試験も面接までにはこぎつけたので“一般教養”というレベルでは問題ありませんでした。その後の面接に問題があったようですが(笑)。



質問者:

 失礼ですが、筆者さんの所属していた大学がしょぼかっただけでは……?



筆者:

 ……大学名は言うつもりは無いのでご想像にお任せします。

 僕のやったやり方としては、時事問題については公務員試験などの“1年間の時事ニュース“などを買って学びました。1000円前後だったと思います。それで世間との狭間を埋めましたね。



質問者:

 ニュースを見ることがそんなに嫌だったんですか……。



筆者:

 正直な話、テレビや新聞を見ても使える情報が少ないので、時間の無駄だと当時から思っていたんですね。目を皿のようにして情報の海から必要な情報を拾い上げるのは、コンタクトレンズを砂漠から見つけるぐらいほとんど不可能に近いと思うんですね。

 理由は先ほど挙げた7つと言うことです。



質問者:

 ですが“必要な情報”と言うのはどうしたら選別できるんですか?



筆者:

 僕は「知らないと生活に支障がある情報」については積極的に調べています。

後は自分が疑問に思ったことや興味を持ったことを随時調べています。

 こうした、エッセイを書く前に入念に周辺情報を調べ上げてから書いています。そうした中で、調べているうちに勘違いしていたり、調べてみて気づくことも多いんですね。その際に“過去のニュース“を見ることはあります。



質問者:

 なるほど、“自分から手に入れに行くニュース”というのは意味があるんですね。



筆者:

 そうですね。ただ単体のニュースでは時系列でそこまで起こったことについて分かることはありません。更にそこまで起きた経緯について調べないといけないんですね。



質問者:

 あとは、「生活に支障があるかどうか」が意味がある情報かどうかの基準なのですか?



筆者:

 そうですね。僕もたまに他所に出ている時で、偶然テレビのニュースを目にすることがあるんですね。その際に、”こんなことを問題にしているのか“とか思っちゃうことありますからね。まぁ、その情報を知らないからと言って生活に支障が無いんで良いですけど(笑)。



質問者:

 そんなもんで良いんですか……。



筆者:

 普通にニュースを受動的に見ていてそれが本当に自分の生活に必要な情報なら良いと思うんですけど、果たして世間で起きている「芸能人の報道」「事件や事故の報道」「不祥事の報道」「政治家の発言」などを知ったところで個人レベルでは正直な話どうしようも出来ません。そして、自身の生活に影響が出る話かと言うと違うように思えます。



質問者:

 それならいっその事、ニュースは見ないほうが良いということですか……。



筆者:

 そういうことです。自分と関係のある情報、若しくは手に入れて幸福感が上がる情報のみを手に入れるべきです。ただでさえ、現代社会は情報が洪水のように溢れかえっていますからね。



質問者:

 なるほど……。



筆者:

 ただし、必要な情報は個々人によって異なります。皆さんでその“必要な情報”を選定して下さい。

 例えば株式投資をやっているのでしたら株の情報を、地域に根差した活動をしているのなら自分の地域の情報を手に入れるべきです。また、仕事の身の回りの業界情報や節税対策のための情報など自分の生活に影響の出る情報は積極的に手に入れるべきです。アイドルが好きならそのアイドル関係の情報を収集すればいいと思います。


 ですが、「ニュース」で大量に流されている情報にその価値があるようには思えません。①でも書きましたがとても重要な事なので何度も書きますが、自分から“欲しい”と思って「能動的に手にしに行く情報」にこそ価値があるのです。ニュースは放送している側が意図的に選定しているということを念頭においてください。。



質問者:

 逆に言うと受動的に手に入れている情報にはあまり価値が無いということなんですか?



筆者:

 そうですね……全く価値が無いとは言いません。ですが、何も考えずにテレビやニュースを眺めている行為はマスコミがターゲットにしている“偏差値が低い人“ということを自ら認めていることを意味していると思って下さい。


 受動的に情報を手に入れているということはそれだけマスコミの人間から馬鹿にされているということだと思った方が良いと思いますよ。



質問者:

 辛辣ですね……。



筆者:

 ですが、21世紀より前に生きていた方々――簡単に言うと、ネットが普及するより前の人たちに関しては“能動的に情報を手に入れる機会”そのものすらありませんでした。


 事実上、為政者の言うこと、若しくはニュースで報道されていることを信じる以外の選択肢が無かったわけです。為政者の横暴により民の生活が酷くなった時に、為政者が信じられなくなって革命などが起きていたというだけですね。


 ですから、僕たちはまだ自分から情報を手に入れられ、取捨選択できる可能性があるだけかなりマシだと思いますね。ただ、それを他人が中々教えてくれないので気づけないというのが難点ですがね。



質問者:

 確かにそう言う見方もあるように思えます……。



筆者:

 これらは自分で気づいていく他ないんですね。この記事はそのお手伝いをしている――と少なくとも勝手に思っています(笑)。

 ⑤でも書きましたが、これも僕の偏見かもしれないのでご覧になっている皆さんがご自分で結論を出して欲しいですけどね。

 一見すると過酷なことを僕が言っているように思えるかもしれません。ですが、そうでもしないと“正しい判断”と言うのは出来ないですね。


 次からおまけの項目として、ニュースを見てしまった場合の付き合い方やマスコミの本来あるべき姿について触れていこうと思います。


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