パン1つにも、両親の暖かさ!
久々に、日曜日の駅前の喫茶店で、お茶しようと入った。焼き立てパンが売りで、中でもクリームパンは私の知る限り、ここが一番美味しい。もちろん、冷めても美味しい。
ほとんどの人が、パンは持ち帰りで、食べる人のための席数は少ない。 たまたま、カウンター席が空いてたので、よかったぁ、と焼き立てクリームパンとコーヒーを食べてた。
親子連れが、テーブル席にやってきた。
(○○ちゃん、どのパンを食べる?何を飲むの?)と、お母さんらしき人。
(ジュース!)と、テーブル席の椅子にゆっくりともたれかかったまま、スマホから目を離さずに答える、小学生らしき女の子。
そして、その側には、一生懸命に話しかけるお父さんらしき人。
少し前なら、気にもとめなかった私!
この時は、というか、最近は、
こんな光景が羨ましくもある。
何の遠慮もなく、代金の支払いも考える必要なく、世話をしてもらう事にも気兼ね無い。そして、自分自身は、親に全信頼を持っていて、全て委ねられる!
安心を約束された毎日!
お父さーん お母さーん
足先も冷たい季節なのに、時期の外れた、温かい甘ったれた感慨に耽ってしまった一瞬だった。