ブラッドソードマスターの名の下に
前回のあらすじ、幼馴染み来たんだけど・・・
[てか全然変わんないな、その詐称ボディは]
[本当に、何で僕は歳はくうのに体は成長しないのかなぁ?]
[詩音、見た目だけなら高校生だもんね]
[朱ねぇは相変わらず傷口に塩を塗るね]
[最後に会ったの高校の卒業式だもんな~]
[懐かしいなぁー]
ちなみに俺と詩音と朱音は同じ学校に通っていた、しかし俺と朱音は学科が違うためか殆ど校内で会うことはなく、クラスの同年代は俺のマニアックな話題についてこられず次第に一人、ボッチになったのだ‼しかも義姉の朱音は俺が校内で挨拶しても見向きもせず俺と朱音が義姉と知らない奴は次第に俺をストーカー扱いしやがった‼とまぁかなり残酷な高校生活を送った俺が珍しく高校の話をしたことに自分自身がビックリしたわ、うん。
[まぁそれにしても颯人は相変わらず高校の事を思い出してるときの顔は処刑台に立つ囚人みたいな顔だね]
[流石警察の職に就いたせいか、比喩のしかたがえげつなくなったな]
酷いよ、人の顔見て死ぬ寸前の囚人って。
[まぁ、颯人は締め切りに追われると常にそんな顔してるけどね]
[朱音もひでぇなおい‼]
それが義弟に言うことかね。
[え?颯人小説家にでもなったの?]
[あ?えっと・・・・・まぁ一応小説家だが]
[へぇーどんな本、書いてるの?]
[エロ小説よ]
[ちっげえよ‼ラノベだよラノベ‼]
[あんなのエロ本と何ら変わり無いじゃない]
[ふざけるな‼ラノベとは二次を愛するものが読む、いわば魔法使いの魔法書なんだぞ‼]
[颯人は二次を愛しすぎてまともな恋愛出来てないじゃない?]
[いやまぁそうだけどさ、だからって真っ向から否定しなくても良いだろ?大体二次を否定したら少年少女はどんな夢見りゃ良いんだよ、誰だって七歳ぐらいの子供が夢の無いこと言い出したらビックリして泡吹いて倒れて寝込むぞ‼]
[嫌、それはないと思うよ颯人]
突っ込みをありがとう、詩音。俺もおんなじこと思ってた。じゃ何で言ったって?気分だよ気分。
[それより、颯人の書いてるラノベって何て言う名前?]
[え?詩音ラノベ読んでるの?]
[朱ねぇ、今の若者は大体ラノベだよ?僕だってラノベの一つや二つは読むよ・・・あ、でもたまに難しいのも買うかな?]
[敵が二人!?]
嫌、敵認識はおかしいだろ朱音よぉ。
[それで、話は戻るけど颯人の小説のタイトルって何?]
[「いつだって幻想」だけど?]
[え?もしかして、いつ幻の作者のブラッドソードマスターって颯人の作者名?]
[やめろ‼その名で呼ぶんじゃない‼]
そのなは、厨二ノートに刺繍で付けた名前なんだ‼
[ほら、はやくそうだって言いなよブラッドソードマスター?]
[うぼぁ‼]
朱音・・・貴様さっきの事を根にもって精神的に潰しにきたな・・・
[やっぱりそうなんだ、いつ幻最新刊まで全部見てるよ‼これからも頑張ってね、颯t・・・ブラッドソードマスター‼]
[ウリィィィィ!!!!!!!!!!]
こいつ・・・なぜ・・・・・言い直し・・・・た・・・・・
このあと、メチャクチャからかわれた。
止んで欲しくても止まないブラッドソードマスターの呼び名がこのあとも颯人の精神をえぐりとり、その内・・・颯人は考えるのをやめた。
久々に戻って来ました、はい。
特に長く書くことは無いのですが、もしよければ自分が違うサイトで書いている二次創作を見てくれればと思います。URL を張っておくので、内容は東方projectです。それでもいいと言うかたは、そこで会いましょう。では‼
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