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未来石と神の使徒  作者: コタツ
3章 運命の出会い
43/73

???:探求心

虫とか不快な気分になる描写が含まれています。

友達がアリをつついて、虐めている。

「何でそんなことしてるの?」

「ん?特に理由はねーけど、何かおもしれーじゃん!」

その目は悪いことをしている自分に酔った目だった。

アリの目に映るもの…何なのかな?


アリの巣に熱湯を流し込んでみた。

動かなくなったアリが熱湯にプカプカ浮かんでいる。

その目には僕の顔しか映ってない。


「今日はお外にお出かけして、虫眼鏡を使いながらいろんなものを観察してみましょー!」

「やったー!」

先生の声に皆が喜ぶ。

「あかりちゃん!一緒に行こっ!」

「翔っ!…隠れてサッカーしようぜ。今度こそ負けねー。」

「いや、バレるだろ…。」

僕は皆から逃げるように一人で観察することにした。


「すっげー!紙に虫眼鏡で当てると煙が出るぜ!」

「アハハ!もっと燃やすぜ!汚物(段ボールや紙)は消毒だー!」

真面目に観察してる人は少ない。

僕は見たいものがあったんだ。


この虫眼鏡を使うと不思議なことに物が大きく見える。

これを使えばもっと、アリを観察出来る。

さっそく、アリの巣を発見。


ケガをしているのか動かないアリがいたので、虫眼鏡を使ってみたら苦しそうにもがきだした。

なんでだろうか?


秋になると、鬱陶しかったセミも黙り始め、トンボが鬱陶しくなった。セミは何処に行ったんだろ。


庭に出て、日向ぼっこをしていると微睡んできた。

少し寝ていたようだ。体を起こすと近くでカマキリがトンボを食べていた。

また、別の日にはカマキリがカマキリを食べていた。人は人を食べないのに何でだろ?


中学校に上がってから、昆虫や生物への興味はますます大きくなっていった。


僕の上がった中学校には小学校にはなかった生物部があった。

ホルマリン漬けされたカエルや魚などが並べてあって、皆は気持ち悪がっていたけど、僕にとっては宝物の山に見えた。


生物部は元々部員が少なかったこともあり、先輩が抜けてからは僕一人になってしまった。

それでも楽しかった。見たことのない生き物を見るのは楽しかったし、イカの解剖なんてしたときは心が踊った。


そんな楽しい時間も突然終わることを僕は知らなかった。

部員が一人しかいない部活は活動出来ないらしい。


悲しみながら家に帰っているとき、公園でカエルを虐めている子達がいた。

カエルに爆竹をくわえさせ、楽しんでいるようだ。

いけないな。遊び半分でカエルに危害を加えるのは。注意をしないとな。

やるなら、真剣に命の大切さを知った上でやらないと。


近所の人から苦情が来たらしい。

いきなり、お兄さんがやってきてカエルを解剖しながら臓器を見せつけてきたらしい。

見せつけるなんて人聞きの悪い。

僕は臓器について教えてあげただけなのに…


家に居ずらく感じるようになった。深夜でも散歩するようになったが、やることは変わらなかった。夜にしか見かけられない行動をする生物だっている。


いつものように散歩していたら、空に光る物体が浮かんでいた。

「UFO…?興味ないな。」

まだ地球の生物でもわかってないことは多いのに地球外のことなんて気にかけてはいられない。

そう思っていたら視界が真っ白になった。


目が覚めると僕は知らない場所で寝転がっていた。

「お兄ちゃーん。お母さんが呼んでるよー。」

僕には妹なんていないけどな?


どうやら僕は不思議な世界に紛れ込んでたようだ。

頭を掻いてみるとフサフサした耳に手が当たった。

私はあんまり虫とか好きじゃなかったし、関わろうともしませんでした。

なので、この話を書くために掲示板を見てみたら、思ったよりグロい話が多かったので、途中でダウンしました…。


読んでいただき有り難うございました!

評価等よろしくお願いします!

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