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未来石と神の使徒  作者: コタツ
3章 運命の出会い
32/73

努力

何か昨日は今までの二倍くらいpvがありました。

短くて自分なりには不満があったんですけどね?

それから、一週間は三人で剣術の練習をした。まあ、練習と言ってもミカから二人が習うって感じだったが。


早速、一日目からミカに戦い方を教えてもらうことにした。

「私は貴方達がどんなスキルや魔法を持っているのか聞かないわ。というより、マナー違反ってところがあるから、二人も誰にも聞かないようにしてよね。

そこで、二人の戦い方とかはわからないけど、あって困らない剣術をまずは覚えましょうか。」


「 なんであんなに刀を鞘から出した瞬間は凄いのに、普通に戦うとてんで駄目なのよ!まあ、他の人よりセンスはあるみたいだけど。 」

まず、俺達が今どれだけ出来るのかを確認された。

「まずね。リカは基本的な能力が低いわ。そこから、鍛えていかないと、どんなに技術があっても、やられてしまうわ。」

あ、すっげー泣きそう。

いーけないんだ、いけないんだ。

せーんせいにいっちゃーおー。

「そして、レオン。貴方は体の能力があるけど、殆ど使いこなせてないわ!まるでその体に慣れてないみたいで、もったいなさ過ぎる!」

…泣きたくなってきたわ。辛辣すぎる。

てか、この世界の人達怖いんだけど!?なんで、そんなことわかるんだよ!


それからは素振りや、型の練習など、反復練習を繰り返した。

同じことを繰り返すだけとはいえ、梨花はずっと筋トレ?的なものをさせられてたので、ましだと思う。

中学生の頃は卓球をしていたけど、高校に入ってからは何もしてなかったからなー。

キツいけど体を動かすのは気持ちいいもんだな。

…そんな風に思ってた時が私にもありました。


「イテテテ!」

次の日は筋肉痛と付き合いながら、同じことをするようになっていった。

筋肉痛とか…。いつぶりだよ。


やはり人は成長する生き物だったらしい。

筋肉痛は起きなくなったし、自分でも少しは刀を振ったときにキレが出てきたと思う。

「だいぶ上手くなってきたね。」

「梨花もきつくなくなってきたんじゃないか?ずっと頑張ってたもんな。」

お世辞じゃない。俺が特訓している間、視界に映る梨花はいつも頑張っていたのだ。

「うーん?前より良くなったとは思うんだけどね?することも増やされていってるからね。大変だよー。」

ミカも人の実力を見て指導出来てるんだな。

自分が出来ることも、他の人に教えることは出来ない…なんて人は珍しくない。

それでもミカの説明は悪いところ、改善するべきところを指摘してくれ、それに対する方法も教えてくれた。こんなにいい先生はそうはいないだろう。

ふざけて先生って読んだら照れながら怒ってきた。


一週間が経ち、ミカからスキル画面を見てみるように促された。

起きては特訓、食事、特訓…みたいな生活を送ってたから、確認なんてしてなかったな。

…もし、怠惰がなかったらヤバかったな。


スキル画面を見たときに見覚えのないスキルが目に入る。

「あれ?剣術?」

俺未来石使ってないのに…。

「良かったわね!一週間で剣術が手に入るなんて早いほうよ。」

あ…。

これ、俺自身の努力で手に入れたのか…。


自分の手を見てみる。この一週間でボロボロになったものだ。

でも…。

それでも、自分の努力が実を結んだことは嬉しかった。

誰かを守れる力が確実に自分のものになってること…。それが自分の努力で得ることが出来たこと。

それはきっと自信になるんじゃないかな?

そんな風に思えるくらい嬉しかったことを覚えている。


…梨花も肉体強化というスキルを手に入れていたようだ。

「もうお嫁にいけないよ…。」


努力が結果に繋がると嬉しいですよね。

あと、誰かに見てもらえてる、認めてもらっても嬉しいものです。

上記の二つがなかったとしても、きっと貴方の努力は貴方のためになります。そう信じて私も頑張ってます。勿論、人に迷惑をかけるのは駄目ですけどね!


読んでいただき有り難うございました!

評価等よろしくお願いします!

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