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未来石と神の使徒  作者: コタツ
3章 運命の出会い
26/73

能力

最近携帯から見てくれる人が増えてくれたみたいです!

これからも楽しんでいただければ幸いです!

次の日の朝、俺は早くに目が覚めていた。

体が疲れていたからだろう。ぐっすり眠ることが出来たようだ。


さて、皆と合流する前にやらないといけないことがある。

自らの能力の確認だ。

もしかしたら自分の力を確認して、上手く立ち回っていたら、ジョートは死ななくても済んだかもしれない。

もう取り返しは出来ない、過去には戻れない、それは分かっている。理解している。

それでも…何か出来ることがあったんじゃないかとつい、思ってしまうのだ。

きっと、これからも思い続けるだろう。でも、だからと言って忘れたい訳ではない。

ジョートと会わなければ感じなかった痛みかもしれない、この世界に来なければ感じなかった悲しみかもしれない。でも、それは今の俺を造っているのだと思う。


「"ステータスオープン"」

呟くと自分の情報が文字や数値として現れる。

先ずは新しい能力を手に入れよう。


何にしようか…。

そう悩んだ末に今回もスキルを得ることにした。

これは以前聞いた話だが、魔獣の素材からは武器や防具を作ることが出来るらしい。魔獣は人の敵でありながら、人の生活の支えとなっている。正に生活の一部となっているわけだ。

そして、やはりスキルとか魔法の方が覚えにくいらしい。自分の力だけで習得するのは勿論時間がかかる。ものによっては、数十年単位だそうだ。

なら、やはり新しい能力をを得ていった方がいいだろう。

それだけ自分の手札が増えることになる。もし、俺が回復系の魔法やスキルを持っていたら…。

いや、よそう…。


未来石の数を確認すると四個だった。これを全部使う。とっておいて良いことなんて今のところないしな。

にしても、隠されてるところが気になるな…。どういうことなんだろうか?

それに神様の任務も消化していかないとな。最近確認すらしてないからな…。

まあ、いい。

早速引いてみよう。

…。

ゲームならワクワクしてたんだけど、これが自分の生き死に関わると思うと緊張するんだよな。


拳術 (ノーマル)

何も手に持っていないとき、全てのステータスが少し上昇。


閃光 (ブルー)

目の前に一瞬だけ激しく光る球をだす。


怠惰 (ゴールド)

休息したときの回復量が上がる。


超感覚 (パープル)

身の回りにあるものが少しだけ分かるようになる。

視覚、聴覚、直感にプラス補正。


うん。今回も悪くない結果だな。

閃光はいろんな状況で使えそうだし、超感覚は不意討ちとか、多くの敵と戦うときに助けになりそうだ。

拳術だって、相手を殺さずに制圧する手段として、いいものだろう。

オークは殺すことが出来たが……いつかは人と戦うときが来るかもしれないからな。

怠惰だって悪くない。体のコンディションを整えることは大事だ。

しかし、一つ聞きたいことがある。確かこの力は俺が手に入れる可能性がある力何だよな?

…。

働けよ!


気になったので、早速超感覚を使ってみる。

「"超感覚"!」

うおっ!部屋の様子が分かるな…。でも、部屋の外の様子はよく分からないな。でも、人の気配なんかは分かるな。

何か気持ち悪いな…。


ん?誰か部屋に来たな?

慣れるためにずっと使っていた。気のせいかもしれないが、分かる情報が少し増えたような?

部屋がノックされる。

「今出ます!」

部屋に来たのは誰だろうか?まあ、二人のどっちかだろうが。


ドアの前にいたのは二人だった。

朝から風呂に入ったのだろうか?髪が濡れていて、顔が赤くなっていた。

色っぽいな、おい!

少し動くといい臭いがする…。

え?風呂?

「迎えに来てあげたわよ!朝食を食べに行きましょう。」

「待って。風呂入ってきたの?」

「レオン君。そんなエッチなこと言わないでよ…。」

「何想像してんのよ!」

冤罪だ!

「違ーよ!ここ風呂あったのかよ!」

昨日はタオルで我慢したんだぞ!ふざけるな!

「言わなかったかしら?」

「言ってねーよ!」

あぁ…。風呂に入ってれば完璧に疲れがとれた自信があったのに…。



「まだ入れるんじゃないの?」

「行ってきます!」

朝風呂はあんまりしないが風呂には入らなければ!

「先に食べておくわよ!」

風呂が僕たちを待ってる!

閃光…未来石…バ○ス…

うっ、頭が…。

頭が…頭がぁぁ…。


なんか勘が妙に良くなる時ってありますよね。

今朝、そこの曲がり角で女子と当たりそうだな…って思ったら、友達(男子)とぶつかりました。


読んでいただき有り難うございました!

評価等よろしくお願いします!


訂正:怠惰のレア度を上げました

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