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未来石と神の使徒  作者: コタツ
2章 異世界にて
19/73

葬儀

前回は余韻を残すため後書きを省略させていただきました。

もうですね。自分で作ったキャラといえ、死んでしまうと悲しかったです。それこそ泣きたくなりました。むしろ、自分で作ったキャラだからこそ、情が移ったのかもしれませんね。

これからシリアス展開に出来るのかとても心配です……。

あと今回かなり短いです。

あの日から三日が経っていた。

ジョートと別れた直後、その場で倒れてしまった俺を見つけたミカと梨香が助け出してくれたらしい。

結果から見れば完璧とは言えないまでも優秀な結果だった。

俺が倒したオークの数は76匹。それだけ数が揃えば、村が3つ破壊されてもおかしくなかったらしい。

つまり、民家には殆ど影響を与えず、犠牲者は"たったの"一人。

それ以外を守り抜いた俺とジョートは村の勇者だったって訳だ。

何も……嬉しくなんてないんだけどな……。

俺が目覚めた時、丸一日過ぎていてジョートはもう火葬されていて、骨だけになっていた。

この世界では遺体が発見されたら直ぐに肉体を燃やして、大いなるマナに還す……。そういった考えが根付いているようだ。

それからはその地域で変わるらしいがこの村は遺骨を空高く上げていき、空に遺骨を持っていき、散骨する。そうすることで神が早めに見つけてくれ、新しい生命をあたえてくれる。そういった、考えがあるようだ。

ジョートの遺骨が魔法で空に上がっていくのを見ながら、梨香から話を聞く。

ジョートは両親がおらず、既に村から出ていったお兄さんがいると。まだ連絡はいってないそうだが。

「俺は……あいつのことを何も知らないのに、相棒なんて言ったんだよな。」

「それで、ジョートさんはどんな反応だった?」

「俺のことを記憶を失ってもレオンだっていってくれたよ。そして、相棒だって。……笑っちゃうよな。もう別の人格が宿ってるっていうのに。あいつは……俺を……。」

「ジョートさんとレオンはいつも親しそうだったけど、相棒なんて言い合ってはなかったわ。きっと恥ずかしがってただけでしょうけど。でも、あなたはジョートさんのことを相棒って言った。きっと彼も嬉しかったと思うわ。」

「そっか……。」

俺は……前を向くよ。前に進んでいく。

でも、お前のことを忘れないから。いつか、もとの世界に戻ったときでも。

「ところで、これからレオンはどうするの?」

「どうするの?と言うと何だ?」

「まだ聞いてなかったのね。まあ忙しかったものね。ミカエラから話を聞いてみて。」

「分かった。」

他にも二人と話さなくちゃいけないし。


「ミカ!話があるって言ってたよな。聞かせてくれないか!」

ミカがいる場所を聞いたら村長の家と聞いたので早速きてみたら、ミカと村長が熱心に話していた。

「ちょうど良かったわ。レオンも話を聞いて。」

「?分かった。」

用意してもらった椅子に座る。

「ワシはな。村の者には内緒だったが、昔は帝都なかなか上の方にいたことがあってな。」

なるほど。だから、あんなに存在感があったのか。

「だから、啓示についても聞いたことがあった。予言っていった方が近いかもしれんがの。」

あの、記憶を失うものがでてくるとか、なんとかかんとかってやつのことか。

「そこでな、レオン。勇者様と一緒に帝都に行ってくれないか?」


葬儀に関してはバルーン葬?というものを参考にしてみました。

私は海に散骨してもらいたいです。まだまだ生きる予定ですがね。


読んでいただき有難う御座いました!

評価等よろしくお願いいたします!

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