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未来石と神の使徒  作者: コタツ
2章 異世界にて
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検証

忙しくて…。でも、約束を破りたくなかった。

その弊害がこの短さ。反省も後悔もしてます。

「いや、何で?わざわざ危険を犯す見てない意味がわからん。」

人が多い方が一人の負担も減るし、生き残る可能性だって、格段に上がるだろう。しかも、相手のことは何も分かってない。そんな状況でたった二人。いったい何が出来るだろうか。

「あのな。一番大事なのは……」

「分かってる。一番大事なのは私達の命だってことは。」

「なら、何で!」

「私達はこれから、様々な敵と戦う。それこそこんな、状況よりも危ない時はあるわ。」

ん?私達?結局俺達一緒に行動するの?俺返事してない気がする……てか、なあなあですませたし。

「それに私は自分の力を再確認したい。」

充分強いって。

「それに……あ…の力……したいし。」

「何て?」

「何でもないわ!もし、了承しないのなら、私一人でも行く!」

あー!面倒だ!

「女の子一人であんな場所に行かせられるかよ!俺も行く!ただ、もっと情報は集めるし、もし危ないとお、れ、が判断したら退くからな!」

「分かったわよ。やっぱり、優しいね。」

「誰だってそうだろ。女の子が危険なことするんだからな。」

「女の子……」

「何嬉しそうにしてんだよ。さあ、もう少し情報を集めよう。」

もう頬を赤らめて、可愛いな!


「俺はちょっと確認したいことがある。ミカはあの拠点の情報を集めてくれ。いいな?絶対一人で行くなよ。後でちゃんと攻めこんだ方が可能性上がるんだから。」

「レオンが来てくれるって言うんだから行かないわよ。」

「信じてるからな。」

よし、俺ももう少し自分の強化と確認をしよう。


さて、現在の未来石の数はと、二個か。ちゃんとやることリスト見ていかないとな。

じゃあ、今回は防具とスキルを一回ずつにしようかな。

先に防具を引くことにしよう。よし、いいの来い!


漆黒のプレートメイル(ホワイト)

闇属性軽減


うわ、何とも言えない。

スキルの方はどうだろうか。


火属性魔法初級 (パープル)

簡単な火属性魔法が使えるようになる。


これは大きいな。生物は基本的に火を嫌うからね。牽制にも使えるだろう。これも後で少し練習するか。

さて、さっきの防具を着けて、これからが本番だ。相転移で入れ替われるものを調べていく。

先ずは木を調べるか。うん。土の上まで替われるな。土から下を確認すると、根が残っていた。意識した範囲だけ替わるのだろうか。

そう言えばミカを助ける時もだったが、相転移は口に出さなくても思っただけで使えるな。相手にバレないしいいことだろう。

次は水だな。うん、無理。予想は出来てた。じゃあ、次は地面。これも無理。まあ、出来てたところでどうなるかわからなかったけど。

じゃあ、火属性魔法使ってみますか。おおっ!意識したら使える魔法が羅列されたぞ!これは便利。どれどれ?

・火玉

・火壁

・火風

・地雷(火)

・召喚獣(火、小)

こんくらいかな。地雷と召喚獣が気になるけど、取り敢えず火玉を使ってみよう。

「"火玉"」

アチッ。近すぎた。大きさは握りこぶしくらいか。熱量は充分あるね。じゃあ、次はこの火玉と、相転移出来るか。成功!これは大きいな!嬉しい。これがあれば作戦が増えて……

「レオン!もう行くわ。」

「もっと調べたいことが……」

「ダメ。動きが騒がしくなってきた。時間が残されてない。」

しょうがないな。なら出来ることをやるしかない。

「よし、なら行くか。」

聖剣をもったらヒロイン出来なくなるかな?と思うので今のうちにヒロインさせとく。


読んでいただき有難う御座いました!

評価等よろしくお願いします!

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