せっかく昇進したのに
「部長!昇進おめでとうございます!」
「ありがとう沙希ちゃん。今日ご飯いこっか?奢るよ。何がいい??」
「本当ですか?先輩、いつまでもついて行きます!」
私は最年少女性キャリアとして部長に昇進した、後輩の沙希ちゃんとご飯に行く約束した。
けれど、その後の記憶がない。
むくっーーーーー
真っ白い空間に一人で寝転がっていた。
すると白い鳥が飛んできた。輝きに目を奪われていたうちに、鳥が人になっていた。
「すみませんでしたーーーー」
(どういう状況?!)
いきなり鳥が人になってその鳥?人?が私に土下座をしている。。。(カオス)
「私の世界に転生してもらおうと、見守っていたら間違えて天界に転移してしまいました。」
「本当にすみませんでしたーーー」
「ん?どういうこと?天界って?」
「私の手違いで死者の世界にお呼びしてしまったんです。。。」
「つまり?」
「あなたは今日限りで地球での生が終わりました。」
「私死んだの?」
「そ、そういうことに、、、なります。」
(信じらんない。せっかく昇進したのに。。。)
「ということなので、新しい転生先を用意してあります。ので、そちらで二度目の人生を楽しんでいただければと思います。」
「納得できないけど。なんとなくわかった。いいよ。しょうがないし、また一から始められるんだったら。」
「では、早速手続きしますね。
次に行ってもらう世界は魔法があります。楽しめたらいいのですが」
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