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エッセー《絵》

継続の意味を知ってるかっ!?

作者: こさじ



 2017年1月16日絵を投稿した。

 初めてデジタルで描いた。

 挿絵(By みてみん)


 気の抜けたなんとも言えない猫……ここから自分は上手くなれるんだろうか? という挑戦であった。

 ペンのどれがどれやら、カンヴァスのサイズを変えると描くことにどんな影響があるんかもわからず、お絵描きアプリの機能もさっぱり意味がわからず、使い方の説明を見ても「???」で始めた。

 毎日、空いた時間ひたすら絵を描いた。一ヶ月後…


 挿絵(By みてみん)


 自作品の生物をなんとか描けるようになった。

 でも、疲れて約半年間描くのをやめた。休憩…というかこれ以上上手くなるのか――自分の妄想を描けるくらいになるのかわからなくて止めたのである。描いたところで物語が進むこともなく、なんで描き始めたのか……まあ、息抜きだったのだけれども楽しいが何がしたいのか自分自身描き続ける意味がわからなくなってアプリも消した。


 ――が、ふと描きたくなった。思えば文章を書くことに行き詰まったからなんだろうが……あと色々と思うことがあって「次こそは描き続けてみよう!」と新たに挑戦することを決め、


 挿絵(By みてみん)


 2018年7月28日に自作の詩の挿絵から始めた。

 それから一ヶ月、また描きまくって絵はこうなった。


 挿絵(By みてみん)


 ここで一日に一枚描きあげることを一週間続けてみた。これまで暇な時間に、描きたい気分のときに描いていたのだが、その日その時たとえ落ち込んでいようが描きたい気分じゃなかろうが描いた。

 

 挿絵(By みてみん)


 それから一ヶ月描きまくって自分の限界を知った。また「これ以上やって何の意味があるのか? そもそも自分の思う通りに絵が描けるようになったところで何があるのか?」――特に絵で喰っていきたいわ〜なんて気持ちも、物語を書くってことすらあてのない旅……果がない。


 ただ、描いていると楽しい。アレが描きたい、次はコレが描けるか試したい!


 挿絵(By みてみん)


 でも、どうしたらいいのかわからなくなってこの絵を描いて考えた。


 「そうだもっと世界を広げよう!」


 自分の成長がこのままだと止まってしまうことが目に見えてわかったので、なろうとみてみん以外のサイト、絵を投稿する場所ヘと向かって、まずはそのサイトでのマイページのヘッダーを描くことにした。


 挿絵(By みてみん)


 精神的にここから始まる――そんな風にしたかったのですごくシンプルですがコレにしたのである。

 ここから、『絵を描かせて下さい募集』をやってみたり、『一緒に冒険しよう』とどちらもみてみん内ですが企画をやってみたり。

  

 そうして2018年の総まとめとして


 挿絵(By みてみん)


 まだまだ憧れがあることを込めて描いた。

 

 2019年――どうしても行ってみたいサイトがあった。行ってもTwitterすらやっていない自分には意味がないんだろう場所であったけれど、ただそこのサイトに投稿してみたかったのである。すごく…すごく良いな……と思った絵が投稿されてあるそこのサイトに自分も並んでみたかったのである。


 挿絵(By みてみん)


 この絵を最初に、ただただ投稿出来る喜びに心が温かくなった。

 小説投稿サイトにいるくせに文章を書く以上に嵌っている。それをこうして書いているのもなんだかな…って感じだが、しかし描けば描くだけ、続ければ続けるだけ、好きであっても悩まされることがしばしば。好きなのに思い浮かばない、調子が出ない、楽しくない、


 「なんでこんなことやっているんだろうか?」


という考えに囚われる。ええ、下僕ですよ。悩みに悩んでいるのに忘れられない、魅せられて、想いが止まらない。気付けば「あの色キレイだわ〜自分で出せるかしら?」なんて考えている。なのに何かが伴わない……

 

 スランプです。


 スランプですが、何か?


 どうしてスランプなのかと、絵のことよりも考えてしまう原因。意味のない行動。こいつについて考えたところで良いことがあったためしがない。だったら――


 好きなものだけ考えたい。


 だからのエッセーであります。世の「スランプだー!」とそいつと浮気している人へ送る言葉。長々となりましたが伝えたいことがある。



  『自分の愛するものとの思い出に浸れ』



 所詮、スランプなんて幻想の愛人である。マンネリの、幸せであることに麻痺して愚痴っているだけなのだ。「描くことが好き」は消えちゃいない。


 だって大好きだもの!


 


 以上です。

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