パーツ
少しグロいかもしれません!!
お気をつけて!
奥に進んで行くと1つの部屋があった。
ドアを開けてみる。
ガチャ・・・――
「!!??」
バタンッ!!
「な、何だよ?どうかしたの?」
リオがすごい勢いでドアを閉めたから吃驚した。
何かあったのかな?
「だ・・めだ。」
「は?」
「だめだ・・ここは、危険すぎる!!!!!!」
「何言ってんの?そこどけよ。」
と、僕はリオを押した。
そしてドアを開けたその瞬間、僕は正に地獄の光景を目の当たりにした。
「あーあ、開けちゃったんだね?そのままそこの友達の言うとおりにすれば、こんな光景見なくてすんだのにね。」
そこに1人の少女が立っていた。
手には、神官のものだと思われる内蔵と目が握られていた。
床には、首を半分まで切られ、右腕と右足のない神官が倒れている。
「・・・君は・・誰?なんでこんな事を・・・・」
「我の名前は コモ。クルエ同盟の幹部だよ。そして我は今日、仕事しにここへ来たの。」
「仕事・・・?」
少女は手に持っていた目と内臓を見せながら言った。
「そ。今日の我の仕事は、この世の神に使えるもの全員の”パーツ”を取ってくる事。それだけ。」
何を言ってるんだ?神に使える者 全員?
「何を言っている。お前たちの目的はまだあるはずだ!!」
と、そこにリオが叫んだ。
リオは何か知ってる・・・?
「あーれ?なんだ、ばれちゃってるの?じゃあしょうがないかなぁ〜?」
そう言うと少女は1回息をついて言った。
「我の今日の目的は、ナゼンという少年を捕まえる事。」
「僕!?」
「・・・!?」
「ふふ、君は少し特別な力を授かったからね・・・・”あの御方”が君を欲しがってるんだ。」
少女は不気味に笑って僕を見た。
ああ、泥棒が警察に捕まるときってこんな感じなのかな・・・?
「ね、一緒に来てくれるよね?名前君♪」
と、じゃあソヤの家族構成言います!
母 姉 です!
父親はソヤが3歳の頃に事故で亡くなりました。
この子は、この話の中でかなり重要人物になります。
悲劇の運命を持つ子だと思ってて下さい・・・。