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川添という女

いきなりだが人間という生き物は序列や、番号などを決めたがる。

俺は何事にも、冷静に振る舞っているつもりだ。

俺は自分に名前があることが嫌に思う。

親が勝手に名付けた名前など、意味が在るのだろうか。

神島 琴音【かみしま ことね】俺の名前は女らしくて嫌いだ。

生きる意味を探しているという行動が、いかにも中二病が抜けきってない証拠だと思う。

持論を唱えるのはいいが回りに気を遣っていない俺がいる。

そして、また同じような繰り返しだ。

「ねぇ、あなたは何で生きているの?」

またか。

前と同じ質問を投げ掛けられ俺は少し呆れる。

「確か川添だったな?何度も同じ質問をするな」

ウザい、女としか認識していない俺は冷たい

態度しかしない。

彼女は目を大きく見開いて。

「よくわかりましたね私の名前」

そりゃ、わかるだろお前と俺は同じクラスなのだから。

心のなかでツッコミを入れた。

「分かるに決まっているよ、俺は何でもわかる」

痛すぎる言動にさすがに相手も退くであろう…。


しかし、奴は俺の想像をはるかに越えた。

「そうなんだ。さすがだよ!」

俺は言葉を失う、こんな奴はじめてだ。

さらに奴は勝手に自己紹介を始めやがった。

「下の名前は詩音【うたね】だよ!」

聞いてない情報を勝手に話すんじゃない。

いちいち俺をイライラさせる奴だ。

「さっきからさ、何で話さないの?神島くん?」

お前が勝手に話すからだよ!

心の中のツッコミは奴に届く筈もない。

「私が勝手に話してるみたいじゃない!」

いい加減殴りたくなってきたな。

「ほら何か話してよ!」

ここまで来たらずっと黙っておこう。

こんな、奴と話ししてると気が狂う。

「女の子の話を無視するなんて最低だよ!」

あ~もう!

うるさいなこいつ。

女心なんて分かりゃしないよ。

俺の至福の昼休みをこんな、無駄なことに費やすなんて…。

「私のこと嫌いなの?!」

うるさすぎるビッチかこいつ。

残り5分となった昼休み、昼食をとっていない

おれはそれだけでイライラしているのに。

このうるさい女の、せいで余計にイライラしている。

「お前な一回黙れよ!!」

俺の心の声が一気に吹き出した。

それほど怒っている様には見えないが…。

「やだ~神島君こわ~い」

いい加減沈めてやろうか…。


ここでまたタイミングよくチャイムがなる。

「もう、一人で話すなよ…」

俺の叫びも届くわけもなく…

奴はスタスタと席に戻っていった。

呪われたのか俺は……

奴の事なんて何も知らないのに馴れ馴れしいんだよ。

奴とはもう関わりたくない。


しかしこの望みは当然叶うはずもなく……


「神島君一緒にかえろ♪」

いい加減にしてくれよ……

評判よくなりますように(切実)


ほんと、つたない文ですいません。

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