いつもの人 1
男は支度を済ませ会社を出た
「さて行くか」
男の名は、長井慎也
営業職をしている。この道5年の中堅だ
この日は、取引先へ打ち合わせに向かっていた
"OOさんだと...今日もいるのかな...あの人"
"あまり話さないけど....会えたらラッキーだな"
心の中で慎也はつぶやき、電車に乗ろ込み
取引先へ向かった
しばらくして取引先の会社の最寄り駅に着いた
「さて行くか..ってきょう何回目だよ」
そう呟きながら取引先の会社に着いた
受付に行き、受付の女性に声をかけた
「こんにちわ、oo会社の長井です。OOさんとの打ち合わせで来たのですが」
女性は、慎也を見て
「かしこまりました、お呼びしますので少々お待ちください」
女性は内線で相手を呼んだ
”やっぱ今日もいたか...."
"しかしいつ見てもきれいだなこの人”
待ってる間、慎也はこころでつぶやいた
女性の名は、谷内優菜、年齢は慎也と同じくらいだ
容姿も芸能人に怠らない。社内でも社外でも注目の的だ
”時間あったらたまに話すけど...今日は無理そうだな”
”っま俺なんか相手にされないし...ほかのいい男が相手されるんだろうな”
”でもいつも思うけどきれいな人だよな本当”
心でつぶやいてるとき
「あぁ長井さん、待たせてすみません」
取引先の相手が慎也のもとに来た
「いえいえ、こちらこそお時間いただきありがとうございます。」
慎也は挨拶をして相手と共に社内へ入っていった。
”今日も来たなあの人...”