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怠惰な彼に一握りの奇跡を  作者: とんぼとまと
第一章 嵐の夜の孤独な悪魔
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【序章】灰色のローブ

Rev.1

 真夜中の町にカーン・カーンと警告を知らせる鐘の音が鳴り響いている。 大きな通りを逃げ惑う大人達、家族を見失って泣き叫ぶ子供達、彼らの絶望的な叫び声が響いている。


 辺りには火の手も上がっており、何か大事が町の中で起きていることが想像できた。 そんな町の中を、鎧を着込んだ騎士達が激を飛ばし、逃げる人々とは逆に走り抜けていくのだった。


「急げ、民の避難を優先しろ! おい、奴らの数はまだ把握出来ないのか!」


 一際立派な鎧を着込んだ騎士が大声で叫んでいる、きっと彼が隊長だろう。


 人々の悲鳴に混じり、遠くから聞こえてくる獣の声に、周りの騎士達は焦りを募らせていた。 彼らの、その額にはびっしりと汗をかいているのだった。


「隊長、報告します! 敵は魔獣ハウンド、小型ですが百匹は町に入り込んだと思われます。駐屯していた小隊が入り口で交戦中、四割が町内にすでに侵入したとのことです」


「分かった、一班、二班は町の左右に広がりつつ、侵入した魔獣を討伐していけ! 三班は町民の救出を優先しつつ、俺と入り口へ向かうぞ!」


「了解しました!」


「行くぞ、我らの剣は王国と民のために!」


 隊長の号令と同時に、騎士達が剣を高々と上げると、すぐさま彼らは駆け出して行ったのだった。


 町に侵入したモノ達、それは魔獣と呼ばれ、魔の力を持つ獣である。 異常な身体能力を有することもあれば、獣の身で高度な知性を持ち、魔法の類いを行使する個体も存在している。


 ブタやニワトリと言った家畜、野に生息しているイヌやオオカミなどの野獣とは、姿は似ていても全く異なる生き物であった。 そして、例外なく魔獣は人間や他の生き物達に対して強い憎悪を宿しているのだ。

 

 そんな危険な魔獣が町に侵入してしまったのだ。 王国から警備のために来ていた騎士達は、真夜中の奇襲に慌ただしく対応していた。


 さて、混乱を極める町の中、屋根の上に一つの人影があった。 薄らと照らされて見えたその姿は、大きな灰色のローブを被り、真っ白な仮面を付けた人影だった。


 まるで物語に出てくる悪い魔法使いの様だ、真っ白な仮面には小さな目抜き穴が二つ、不気味に月明かりに照らされている。


 辺りを見渡している様にも思えたが……。

 

 しかし、その仮面に空いた真っ黒な穴は、何処を見ているのか分からない。


 そんな無防備な姿は魔獣達にとって恰好の餌食である。 気配を殺しながら、その背後に三匹の獣が忍び寄っていたのだった。


 ハウンドと呼ばれる魔獣、その大きは犬くらいのサイズであった。 だが、その体は所々ただれ、血を滲ませており禍々しさを感じさせる。 まるで悪夢に出てきそうな姿は、まさしく魔獣と呼ぶにふさわしい風体だろう。


 そしてジリジリと歩み寄るハウンドは、その研ぎ澄まされた牙の射程まで詰めると、一斉に男に飛びかかっていったが……。


「まったく、面倒くさい」


 ハウンドが飛びかかるのが先か、その男の一言が先か。 男は一気に振り返り身を低めると、飛びかかった三匹に向かって一歩踏み出す。


 牙が眼前に迫ろうとも臆すことなく、さらに足を一歩踏み出すと同時に、両腕を振るった。 すると、あっさりとハウンド三匹の体は二つに裂けていくのだった。


 辺りにどす黒い血が飛び散り、力の抜けたハウンドの死体は、大きな音を立てて屋根の上からゴロゴロと落ちていく。


「これで二十匹くらいか……。 しかし、いくらなんでも多過ぎだろう」


 それは少しくぐもった男の声だった、若いとも、年老いているとも言えない、不思議な声だ。


「はぁ、今晩も当たりとは、運がいいのか悪いのだろうか。 まあいい、少し騎士様に挨拶でもしてくるか」


 男はそう言い残すと、落ちていったハウンドを気にする事もなく、すぐさま屋根伝いに走り抜けていくのだった。


 町の入り口では騎士達がハウンドの群れと競り合っていた。 その中心で指示を出しているのが隊長だろうか、その周りには騎士達が十六、七名はいるだろうか。


 そして彼らの目の前には、五十匹以上のハウンドが群がっていた。


「全員、奴らの牙に気をつけろ! 屋根の上からの奇襲に警戒しつつ、後衛は索敵と結界に集中しろ!」


 前衛にいた騎士達が大剣を振り回し、ハウンドを牽制している。 少しずつハウンドの数を減らしている様に見えたが、だいぶ苦戦している様だった。


 ハウンド達は暗闇に潜み、次から次へと素早い動きで騎士達の死角から飛びかかる。 攻めては逃げ、また死角から襲いかかる相手に、騎士達は翻弄されていた。


 また後衛の騎士達は町中で魔法を使う事を躊躇っていた、周囲への被害が大きいためだった。 大きな威力のある魔法の行使をためらっているのか、時折展開されている魔方陣も、騎士達の身体を強化するものが多い。


 死角から襲いかかるハウンドに対して、後方にいる騎士達は魔法で結界を張っているのだが。 その一部は結界の隙間を縫っては、襲いかかってくるのだった。


 物陰や屋根の上から顔を覗かせ、じわじわと隙を狙っているハウンドもいる。 いつ襲われるか分からない状況の中で、騎士達の剣や魔法は精細を欠き始めていた。


 隊長は前線で一人気を吐いていたが、疲れが見える。 どうやらハウンド達も彼に狙いを定め、集中的に牙で襲いかかってきている様だった。


 男はそんな状況を屋根の上から遠目に確認しては、さらに次々と屋根を飛び越えて、彼らの元へ急ぎ向かって行くのだった。


「くそっ、こいつらも悪魔の仕業か」


「おい前に出すぎだ、囲まれるぞ」


「この、いい加減にくたばりやがれっ!」


 騎士達も当初はハウンドと拮抗していたのだが、少しずつハウンド達に距離を詰められ、囲まれていった。 どうやら、数の不利に圧倒され始めていたのだ、騎士達はじりじりと後退を余儀なくされていった。


 一度前線が傾くと、ずるずると状況が悪化していく。 このままでは騎士達に犠牲者が出てもおかしくはないだろうか。


 すると、物陰から狙いを定めていた一匹のハウンドが隊長に襲いかかったのだ。 誰もが気がつけなかった完全な死角から一撃だった。 隊長の剣を持つ腕に食らいついたハウンドは、その牙を全力で鎧に押し込んでいく。


 ガキンと音を立てた牙は、隊長のフルプレートの鎧すら、いともたやすく噛み砕こうとしていた。


「この野郎!」


 必死に振り払おうとする隊長を尻目に、食らいついたハウンドは体を振り回す。 隊長の腕に牙を立て、その鎧ごと腕を引き千切ろうとしている様だ。


 そのあまりの勢いに引きずられ、隊長の男は体勢を崩してしまう。 そして、倒れ込んだ隊長や周囲の騎士達の隙をつき、さらに多くのハウンドが襲いかかった。


「隊長!」


 騎士達の悲痛な叫びもむなしく、今まさに隊長の首を食らおうと襲いかかったハウンドだったが。 一瞬にして一つの影がその場に駆け抜けた、かと思えば、ハウンド達は一匹残らず後方に吹き飛ばされていく。


 そして、少しの沈黙の後に……。 隊長の前に立っていたのは、灰色のローブを着た仮面の男だった。


「お前は? 誰だ?」


 隊長はそう言うと、腕を庇いながら驚きの表情で男を見つめた。


 そして、また、その場に一瞬の静寂が訪れる。


「組合の灰色と言ったらわかるか。 数を減らすから、あんた達は一度下がってくれ」


 そのまま振り返った仮面の男は、一瞬だけ首に下げていた紋章を隊長に見せる。 そして、誰が止める間もなく、単身でハウンドの群れに駆け出していった。


 その場に居た騎士達は、誰もが無謀な行動だと思っていたが、止める間もなかった。 その場にいた全員が、目の前の男の無茶な行動に、ただ唖然として見送るしかなかったのだが……。


 ハウンド達は獰猛な牙を剥き出しにして、ニヤリと笑ったかの様に見えた。 鎧も着込まず、ただのローブを羽織った男だ、ハウンド達はすぐさま狙いを変えて一斉に襲いかかっていった。


 しかし、男が両手に持っていた真っ黒な二振りの剣は、ハウンド達の体を苦も無く真っ二つにしていくのだ。 剣を抑えようと刀身に噛みついたハウンドもいたが、鎧を砕くほどの強度を持った牙ですら、容赦なく切断されていった。


 たった一人でハウンドの群れに飛び込み、縦横無尽に襲いかかる攻撃を苦も無く避け、容赦なくハウンドの死体を積み上げていく。


 そんな光景を目の当たりにして、その場の騎士達全員が固まってしまっていた。


「隊長、あの男はいったい……」


「あれが組合の応援、いや色付きだろう。 我々は距離を一端取る、後退しつつ周囲のハウンドからの攻撃を警戒しろ」


 入り口から下がっていく騎士達を尻目に、男はハウンド達との前線を押し上げていった。


 男はさらにハウンドを半分も減らしただろうか。 うなり声を上げて男を牽制する個体もいたが、次第に彼を避ける様に後退していき、さらには、町中へ逃げ始めようとする個体も現れていた。


 そんなハウンド達を真っ黒な穴から見つめ、ふと彼は考えていた。 町中に逃げられると厄介な事になる、ムダに長引かせたら面倒だ、そんなことを。


「まったく、面倒臭いな」


 そう思っていた事が、口から出てしまっていた。 だが彼は気にする様子もなく、すぐさま男は両手に持った剣を逆手(さかて)に持ち直して地面に突き立てた。


 すると、月明かりに照らされた剣の影が、形を変えて辺りに広がっていく。 そして、逃げ出したハウンドを追いかけるように、その影は無数に伸びていくのだった。


「切り裂け」


 淡々と男が呟くと、ハウンド達に伸びていた無数の影から、真っ黒な刀身が次々に生えていった。 その刀身は様々な角度からハウンドの胴体を貫くと、周囲の建物、その屋根すら越える高さまで伸びていった。


 辺りには天高く晒されたハウンドの死体が次々と増えていく。 どす黒い血と獣独特の臭いが混じり合い、数名の騎士達が顔をゆがめた。 まるで針山の地獄の様な、異様な光景だった。


 一人の騎士がその中心に立っている男を見て、ひっと声を震わせた。


「悪魔、悪魔だ……」


「止めろ、滅多な事を言うものじゃない!」


 すぐさま隊長が彼を静止するのだが、奥に立っていた灰色の男は振り返っていた。 男が付けている白い仮面からは、その表情が窺えず、その立ち姿は不気味さを増している。 男を眼前にして、剣を持つ隊長の腕には震えていた。


 後方にいた騎士に魔法で回復してもらったのだろう、隊長も剣を持つ程度には治っていた。 だが今ここで目の前の仮面の男と斬り合っても、勝てる見込みはないだろう事は彼自身も理解していた。


「ぶっ、部下の者が失礼を」


「別に、気にしてない……。 逃げた奴ら、これから仕留めていくけど、その後はどうすればいいんだ?」


「あぁ、このまま門の警戒しながら復旧に入る。 いくらかは、あなた同様に残党を探しに行くつもりだ。 索敵魔法から魔獣の気配が無くなれば、町の鐘を三回鳴らす手筈になっている。 そうしたら、町中央の広場まで来てくれ」


「魔法か、便利だな。 それから、その腕……。 あまり無理はするなよ、あんたらに死なれたら、俺も寝覚めが悪い」


 男は灰色のローブを翻すと、そう言葉を残しては、まるで逃げる様に去って行ってしまった。 そして、残された隊長と騎士達は安堵の表情を浮かべたのだった。 恐らくかなり緊張していたのだろう。


 しばらくすると、隊長へ一人の騎士が話しかけるのだった。


「隊長、あれは本当に人間なんですか?」


「人間に決まっているだろう、首から下げていた組合の紋章は本物だ。 この非常時の応援について、連絡も来ていた、お前らも知っているだろう」


「ですが、さっきの黒い剣はなんですか。 魔剣の可能性もありますが、一個人の能力としては危険過ぎますよ!」


「それは分かっている! だが、あいつが来なければ町も我々も、より危険な状況に陥っていた。 王都周辺の村や町の警備に手が回っていないのは、お前達にも分かっているだろう!」


「しっ、しかし……。 あんな危険な奴を野放しにしていて! 双剣なんて帝国の間者かも……」


「いい加減にしろ! 恐怖心に駆られて己の使命を忘れるな!」


「すっ、すいません……」


「無駄口を叩いている暇があったら、あいつの様に残党を探して倒してこい!」


 隊長に一喝され、ザワついていた他の騎士達もその背を正した。 浮き足立っていたのだろうが、騎士達も次第に平静を取り戻していくのだった。


 そして、男はそんな一幕が町の入り口で繰り広げられていたとはつゆ知らず。 ひとり忙しく、町中を駆け回っていた。 はぐれて獲物を狙っていた、また物陰に隠れていたハウンド達を散発的に見つけ、彼はその黒い剣を一振りして、ハウンドの首を躊躇うことなく落としていく。


「夜目は利くんだよ、もう一匹っと」


 そうこうしながら残党を一匹ずつ倒していると、ついにハウンド達は観念したのか、裏路地に逃げ込んでは右に左に走って逃げていった。


 だが壁を走り、屋根を駆け、どんな場所からでも追い詰めて来る男にハウンド達は本能的に恐怖したのだろう。 すでに誰かを襲うそぶりもなく、ただただ逃げ惑う様でしかなかった。


 そんな逃げるハウンドに狙いを定め、男は右手に持った黒い剣を投げる。 そして、吸い込まれるようにハウンドの胴体を貫いていった。 だが不思議なことに、投げ付けたはずの剣は知らぬ間に、男の手に戻っているのだった。


 灰色の男は、あと何匹いるのだろうかと考えながらも、しばらく休むこともなく駆け回っていたが。 いつしか、カーン・カーン・カーンと鐘の音が聞こえ、その足を止めて少し息を整える。


「ふう、終わったみたいだな。 集合は町の中央の広場か……」

 

 男はため息をついてから両手の剣を何処かにしまうと、(きびす)を返して町の中心に向かって行くのだった。


 彼が走っていると、目の前に大きな広場が見えてくる。 どうやら、集合場所に隊長や騎士達数名が集まっている様だ。


 しかし、遠目から何やら様子がおかしい。


 男が広場に着くと、隊長は膝を地面に着いてうな垂れていた。 隣には数名の騎士が立っていたが、その彼らの傍らには、一人の騎士が寝かされている。 隊長はその寝ている騎士に向かって、必死に何かを叫んでいる様だった。


 男は近くまで来ると、その状況を理解し息をのんだ。 寝かされている男の足は千切れ、息絶え絶えにヒューヒューと空気の抜けた様な呼吸をしている。


 このままでは助からないだろう、そう思いながらも、彼は静かに隊長へ声をかけるのだった。


「重傷だな、あんたら騎士の中で回復魔法を使える者はいるのだろう?」


「あんたか……。 魔法を使える者は町民を優先的に治療したからな、もう魔力が残っていない、これほどの重傷なら特にな……」


「なら回復薬は?」

「それも、軽い傷を治す程度のものしかないんだ」


「そうか、私も持ち合わせがない、残念だ」

「きさま、その言い草は何だ!」


「止めろ!こんな所で争って何の意味がある!」


 隣に立っていた騎士達が、灰色の男に向かって怒りを露わにする。だが、すぐに隊長に止められてしまった。


 しかし、そんな事はお構いなしと言った様子で、灰色の男は会話を続ける。


「それもそうだ」


 男は白い仮面をぬっと出して、重傷の騎士をのぞき込む。 そして隊長に顔も向けずに、淡々と話し始めるのだった。


「あんた奇跡は信じるか?」


 呟いた男に隊長は驚いた様子で、聞き返す。


「奇跡だと……」

「あぁ、あんた何か望みはあるか?」


「お前、何を言っている……」

「子供が生まれるのか、そうか、そりゃあいい、ならまだ死ねないな?」


 独りしゃべっている男に、苛立ちを隠せない隊長は遂に声を張り上げる。


「お前もいい加減にし……」


「少し黙っててくれないか、隊長さん。 あと、これから起きることは絶対に誰にも話すな。 もし誰かに話したら、こいつも、あんたらも、全員命は無いと思え」


 灰色の男は、少し不機嫌そうに言ったのだった……。


 その夜、魔獣ハウンドの群れに襲われた町は騎士団の活躍により守られた。 町民に重軽傷者を出したものの、治療を行った騎士団の尽力によって、死者は一人も出さなかったと言われている。


 そして、ハウンド達との戦いは非常に苛烈であったが、奇跡的に騎士団にも一人の犠牲者も出なかったそうだ。


 戦いが終わり町に鐘の音が三回鳴り響いた後、広場に小さな光の柱が昇ったのを目撃した者が数名いた。 何が起きていたのだろうか、その場に居たはずの隊長達は、後の説明に何も知らないと答えたと言う。


 また、この戦いに組合の関係者が、一人混じっていた、それは灰色と呼ばれる男であった。 冒険者、探索者、傭兵、呼び名は色々あるが、この国にはそういった者達の組合がある。 様々な依頼を受けて働く彼らであるが、その一部に色付きと呼ばれる者達がいた。


 各自がさまざまな色で呼ばれており、その関係者は特に実力が高いそうで、実際に灰色と呼ばれた男は半分以上のハウンドを倒したと言われている。


 そして、その男はハウンドが全滅した事を確認すると、あっさりと帰って行ったそうだ。


「まったく、毎日天気は悪いし、暑いし、寝苦しいし、明日も朝が早いんだよ。 いや、もう今日か。 それじゃあ帰らせてもらうよ」


 男は隊長に軽口を叩いて広場から帰ったそうだが、それは光の柱が目撃され、いくらか時間が経った後だったと言われている。


 しかし、その事実もすぐには明るみに出ることはなかった……。

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