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22 色々と調べてみる

本日も2話更新しています。

 さっそく俺は英知の書を発動させた。

 俺の目の前には大きいスマフォが出てきた。あれぇ?

 ノートくらいのサイズでスマフォを想像したせいか。

 まぁいいか。どちらにしろ俺にしか見えてないんだし構わない。

 スマフォ……いや英知の書で検索を開始する。

 とりあえず通貨だな。まったく分からないし。

 あれ、そもそもこの国の名前何? 町も名前あるの?

 ――まずそこからだよな。


 じゃあまずはこの国の名前と町の名前だ。

 俺がそう思うと、スマ……英知の書、もうスマフォでいいや。

 スマフォが検索を勝手にして表示してくれた。

【この国の名前はリンデン王国といい、海に面した国で、それなりに歴史のある古い国である。

 最近は隣国のランフンセン王国と少し険悪な状態であり、人々の間では戦争になるのではないかと噂になっている】

 戦争か……関わりたくないもんだな。


 んで、ここはなんて名前の町なんだ?

【ここはマルテンシュタイン伯爵が治める領地にあるシュルプという街で、地下鉱山ダンジョンのある珍しい街なので鍛冶師が多く、またノームほどではないが、腕のいい鍛冶師が多いことで有名だ。ダンジョンで産出される物を求めて多くの冒険者がこの街のダンジョンを訪れている】

 貴族がいるってことも驚きだし、ノームという言葉も気になるが、それよりも気になるワードがある。

 ダンジョンです。ダンジョンですよ。――光る石でダンジョンの存在は知っていたが――まさかの身近な所にダンジョンがあった。


 興奮しすぎないように深呼吸してから地下鉱山ダンジョンというのを調べた。

【地下鉱山ダンジョンは地下に広大な洞窟が階層ごとにあり、中には様々なモンスターが出現する。ダンジョン内のモンスターは倒された後、様々な鉱石や素材、たまに宝石を落とし消える。浅い階層では一般的な質のよくない鉱石やクズ鉄と言われる物、そして光る石だが、それ以降は段々と良質な鉱石などがドロップするようになる。かなり深い階層へ進むと高価な鉱石や宝石、たまにミスリルやオリハルコンといった特別な鉱石がモンスターからドロップする】

 おお! ミスリル! オリハルコン! パパはこれで剣とか作れるんだろうか?


 よし、次はダンジョンの種類だな。どんなのがあるのかな。

【ダンジョンの種類は、鉱石等の出るダンジョン、肉や果物等の食材が手に入るダンジョン、薬草等の薬となる素材や回復ポット等を落とすダンジョン、普通のモンスターの素材が出るダンジョンがある。基本的にはモンスターの素材が出るダンジョンが一番多く存在し、その他の特化ダンジョンの数はそう多くはない。全てのダンジョンに共通しているのは、時折宝箱があり、浅い階層では大したものはないのだが、その浅い階層の中でも人気があるのは、物が入る容量はあまり多くないが袋の大きさよりもたくさん入り、重さを感じない魔法の袋だろう。深い階層になると、特別な性能を持つ装備品やアイテム、大容量の魔法の袋があったり、ごく稀にエリクサーが入っている】

 へぇー食材ダンジョンとかいいな。宝箱も定番だよな! 行ってみたいなー!


 で、エリクサーはなんだろう?

【エリクサーはダンジョンで稀に産出される大変高価な薬である。エリクサーを飲むと、欠損した腕や足などが復活したり、不治の病が治ったりする。ただし蘇生は不可能である】

 おう……。俺のヒール、エリクサーと同等じゃん。ばれないようにしよう。


 後は、あ、そうだ。ダンジョンとダンジョン外のモンスターの違いとかあるのかな。

【ダンジョンのモンスターと外にいるモンスターの違いで大きく異なるのは、死んだ時だろう。ダンジョンのモンスターは死んだ時、ドロップ品を落として煙のように消えるのが特徴だ。逆に外のモンスターは死んだ時に何も落とさないし、死体も消えることはない。なので、外のモンスターは直接解体して素材を取る事が可能になる。また外のモンスターと同じ種類であっても、ダンジョンのどの階層にいるかで強さが変わるため、外のモンスターの強さをダンジョンに適用するのは危険である】

 へー。なるほど。ダンジョンのモンスターって特別なんだな。

 しかし解体か……。解体魔法作っておこ……。


 次は、そうだなー。貨幣について!

【この世界の共通の通貨は鉄貨、銅貨、大銅貨、銀貨、大銀貨、金貨、大金貨、白金貨であるが、国によって硬貨に刻まれる刻印が違う。基本的には刻印が違うだけで金等の含有量は同一だが、稀に金の含有量を細工されている金貨もあるので注意がいる。またそれぞれの国ではそれぞれの国に対応した硬貨を使用しなければならないため、マーケットにある両替商や商人ギルドでの両替が必要になる】


 もっと貨幣について詳しく!

【貨幣は鉄貨十枚で銅貨一枚、銅貨十枚で大銅貨一枚、大銅貨十枚で銀貨一枚、銀貨十枚で大銀貨一枚、大銀貨十枚で金貨一枚、金貨十枚で大金貨一枚、大金貨十枚で白金貨一枚となる。一般的な酒場の売り娘は大体日当大銅貨三枚で、職業によるが一般的な雇われ職人だと日当は大銅貨六枚前後となる。】


 ふむ、全然ピンとこないな! 日本円換算できないもんかな。

【日本円に換算すると、鉄貨が十円、銅貨が百円、大銅貨が千円、銀貨が一万円、大銀貨が十万円、金貨が百万円、大金貨が一千万円、白金貨が一億円となる】

 おう! ナイス、スマフォさん! でもよく日本円分かったな。

 俺が作った魔法だからか? とにかく分かりやすいから助かる。


 まぁ、この説明で行くと、酒場のお姉さんは日当三千円で、職人は日当六千円なのか。

 えーと、月計算だと、週四休みの二十六日仕事だとすると、お姉さんは月七万八千円で、職人は十五万六千円か。

 まぁお姉さんはバイトみたいな感じなのかな?

 職人も平均だから、腕の良し悪しで変わるんだろうな。


 スマフォさんよ、商人の給料とかってどうなの?

【商人は販売や仕入れで大きく変動したり、商人の手腕によって大きく稼ぎが変わるため平均を出すことができないが、雇われている店員であれば店にもよるが、大体の日当は大銅貨四枚と銅貨五枚から大銅貨七枚と銅貨六枚ほどである。】

 なるほどなぁ。えー、大体四千五百円から七千六百円だから、まぁ十万から二十万てとこか?


 じゃあ、高級紙とか羊皮紙っていくらするんだ?

【高級紙は一枚大銀貨一枚で、羊皮紙は一枚大銀貨三枚である】

 うは。高級紙一枚で十万か。羊皮紙に至っては一枚三十万かー。

 そりゃ確かに平民がホイホイ買えるもんじゃないわなぁ。


 あ、じゃあギルド職員は月いくらなんだ?

【ギルド職員には日雇いはないが、日当で計算すると大体銀貨一枚となる。もちろん役職によっても変動するので一概には言えない】

 へー、日当で一万円か。ギルド職員の方が職人より高いんだ。


 なんでギルド職員の給料は高いんだ?

【ギルド職員は冒険者を相手するだけでなく、身分の高い者からの依頼を受けたりもするため、言葉遣いと高い知識水準を求められる。給金が高いため、かなりの人気職となる】

 なるほどな。でもギルド職員より低いのは、一般的な職人だから、パパくらいになると違うんだろうな、きっと。


 あ、そういえば鑑定で調べた職業で調べてみようかな。

 優秀な鍛冶師の給料っと。

【優秀な鍛冶師は請け負う仕事により大きく稼ぎが変わるため、平均を出すことはできない】

 おう、まじか。きっとパパのお給料は高い。だって優秀だしな!


 さて、お次は何を調べようかな?

お読みいただきありがとうございます。

評価ブクマをして頂けますと喜びます。


アイ〇ッド→スマフォ に変更しました。

お金に関する部分を変更しました。

小銅貨→鉄貨 小銀貨・小金貨をなくしました。


ダンジョンの説明部分で階層を表示していたのを変更しました。

五回層までは→浅い階層 など。


その他多少ダンジョンについての説明を変えましたがそこまで大幅には変わっていません。


羊皮紙を金貨一枚から大銀貨三枚に変更しました。

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闇の世界の住人達

前作になります。まだ連載中ですが、すでに最後まで書き終えています。

もし良かったら↑のリンクから見てみて下さい。

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