表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界で魔王になったけど、観光したい。  作者: かしあ あお
一章
26/54

サイドストーリー・あの人達は

「フハハハハハハッ!雑魚が!死ね!」

「弱い、弱いよ……!もっと手応えのある魔物はいないのかな?!出ておいでよ!」

「…………」


 ジャン、アル、ティアの三人パーティ『闘争の絆』は、アルティアダンジョンの六十七階層にいた。正確には、そこの小部屋の一つでわざと罠にかかり、大量の魔物を相手に無双している。



「ふぅ、さすがにここまで来ると数は多いね」

「まだまだ足りねぇぞおい!」


 全ての魔物を二人で倒し尽くし、後ろで待機していたティアの元へ向かう二人。


「洗浄と体力回復を頼む」

「僕も両方お願いしていいかな?」

「わかった。『精霊、血を洗い流して』」


 ティアの詠唱で二人の返り血などが落ちる。


体力回復スタミナリカバリー


 大量の魔物を相手に無双していた二人の体力を回復する。

 生命力は、攻撃を受けていないから回復の必要は無い。


「助かるよ」

「私の仕事はこれくらいしか無いから」

「これくらい、じゃないよ。こんなに便利な魔法が使えるのは、誇るべき事だよ?──あ、ジャン!」


 ジャンはさっさと先へ行ってしまった。


 アルは苦笑して、後を追う。その後ろを、ティアが追う。

 これが、このパーティの日常だ。






 ★







「おじいちゃん、魔王はいつ戻ってくるの?」

「……分からん。戻ってこないかもしれない」

「なんで?!魔王は管理者なんだよね?かえってこなきゃだめだよ!」


 アルティアダンジョン百層、本来ラスボスがいるべき場所には、リュミナ・エルク・D・ソフィと、おじいちゃん──地竜がいる。


「またここへ来る可能性もある。気長に待てばいいだろう。管理者にはなったのだから」

「わかった!」


 純粋な幼い竜の子供と、地竜は、魔王が戻るのを、管理者が戻るのを待つ事にした。

短いサイドストーリーのような話で申し訳ありません。

体調不良で、書くことが難しくこのような話になってしまいました。

前回の更新も出来ず申し訳ありません。

明後日は必ず投稿したいと思っています。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ