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きらら系萌え4コマ風ショートエピソード集 スイートツリーホーム!  作者: フォルト
第五話 お山のてっぺんへ!
29/37

その1

挿絵(By みてみん)挿絵(By みてみん)挿絵(By みてみん)

 四月の終わり。放課後の学校帰りに、礼理(あやり)恋詠(こよみ)の部屋へ遊びに来ていました。

 アウトドアと聞いていやいやの礼理をつれ、ラウンジへ出る恋詠。ソファでは、りあがテレビを見ながらくつろいでいます。



「ということで、キャンプがしたいです!」


「私はしたくないですが」


「意見を一致させてから来い」


「りあちゃんはどうですか、キャンプ! ゴールデンウィーク空いてますか!?」


「ゴールデンウィークは空いてるけど、そもそもこの時期から予約取れるか?」


「そ、その発想はなかったっ!!」


「よし、廃案。ゴールデンウィークは家でのんびり過ごそう」


「待って待って、探せばあるかもだから! この近く山たくさんあるし、キャンプ場もきっとたくさんあるから!」


「そもそも探してないのかよ!」


「えーとえーと……木陰キャンプ場……湖畔キャンプ場……うーん……道端キャンプ場……中州キャンプ場……わーどこも埋まってる!」


「後ろ二つは空いてても行きたくないわ」


「人気のところは埋まってるだろうな。人気じゃないところでもいいなら、一つ知ってるとこあるぞ」


「教えてください!」


「教えないでください」


「どっちだよ」


「人気じゃないところってそれ、どうせ事故が多発して……とかなんじゃ」


「幽霊が出たり? 面白そう!」


「幽霊に会いたくも幽霊になりたくもないんだけど」


「あはは、まあそういう曰く付きではないと思うよ、そういう噂は聞かないし。山の上で少し遠いんだけど、近くまでバスも通ってるから悪くはないんじゃないかな。景色もいいよ」


「やったー、早速予約してきます!」


「ところで恋詠、キャンプ道具は持ってるの?」


「キャンプ道具? 着替え以外に何かありましたっけ」

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