表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
エデンの向こうへ  作者: 懸時哀斗
1-2 出逢い
7/65

平穏1

皆既月食は見れましたでしょうか


がんばってデジカメ構えましたが・・・


映ったのは赤い何かw

「おい、彼方。転校生が来るらしいぞ」

「んぁ?」


塔矢の声で彼方はまどろみから醒める。

塔矢は目に軽くかかる髪をさらりと手で払い、続けた。

そのしぐさで遠巻きに見つめていた女の子たちから嬌声が漏れ聞こえる。


「さっき職員室で話しているのを聞いたんだ。しかもうちのクラスらしい」

「…お前はなんでいつもいつも情報が早いんだよ」

「そんなん役得だろ」

「……未知にバラしても………意味ないな、お前らじゃ」

「まぁな。強いきずなで結ばれてるからな」

「はいはい。いってろ」


塔矢ののろけに入る前に彼方は受け流す。


「…で、名前は?」

「何だったかな? よう…よう…ようた? ちがうな。よう…ようすけ、そうだ、耀介だったな」

「ん? 耀介? どこかで聞いたような…」

「そんな名前ありふれてんだろ」

「そりゃそうか」


彼方はその名前が以前菜摘から聞いた名であることを忘れ、覚えていたとしてもこれから起こることに何も変化などなかっただろうが、その転校生の到来を待つこととなった。



これが、彼方の最期の平穏な日常だったのかもしれない。


今回は短め。


文章の切れが悪かったので。


何気ないことを書くのは苦手だなぁ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ