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エデンの向こうへ  作者: 懸時哀斗
1-3 流転
17/65

胎動3

会社で違う部署?の人から電話

「○○さんは・・・」

「今日休みです」

ガチャ

5分後、また電話

「○○さんがいないと伺ったんですけど・・・」

うん、僕が言ったからね

名前覚えてないなこの人w


あ、カラオケでコラボするのすごい楽しい。

一人で複数と歌えるし、自分が下手なのがばれないw

「とうとう覚醒したか」

「めんどくさそうな展開ぃ~。はやく潰しちゃいたいなぁ~」

「そもそもお前はまだ関わってすらいないだろ」

「だってぇ~。こんな『小競り合い』に参加する気なんてないしぃ~?」


そんな中、まだゲームが始まってから一言の指示も出さないまま様子を見守っていた「彼方」が最初の指示を出した。


「彼方を学校、『地下』へ」


ただ、出した内容は大したことのないありふれたもの。

おそらくその指示は出さなくても実行されていた。


「どうせいくんでしょぉ~? なんでわざわざぁ?」

「別に」


と、同時にほかの面々も指示を出す。

動くときなのをだれもが感じ、


「『未知』を『地下』へ」

「もちろん、『耀介』を『地下』へ」

「『菜摘』を……『地下』へ―――」

「『未羽』を、『地―――」

「待った。その前にこいつ等を放出させてもらう」

「っ! じゃあ『未羽』はそいつの対処に回る」

「じゃ、『塔矢』もそうするさ」

「……ん? 『志穏』はまだ動かないよ? こっち見られても?」

「わたしもまだ動かないわぁ」


ほかの面々の顔を眺め、これ以上この場で発言するものがいないのを確認する。


「さぁ、これが最初の戦いになるのですかね。能力者同士の。皆様念のため確認しますが、指示は随時出せますので訂正なども可能ですよ。ま、変わらないでしょうけどね」


含みを持たせた言葉に一人の顔が歪む。


「明日が楽しみです」





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