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エデンの向こうへ  作者: 懸時哀斗
1-1 プロローグ
1/65

プロローグα

初めに1つ言っておくよ



菜摘と彼方は先輩と後輩の関係だった。

知り合ったきっかけなんて些細なことだったと思うし、その後2人が一緒にいることが多くなったのも偶然にしか過ぎなかった。


たいていのカップルでもそうでしょ?

出逢うべくして出逢うなんてこと、まずないと思うんだ。


それでも―――

僕は幸せだった。

2人で一緒にいられる時間が、その時期の何の時間にも優る、幸せな時間だった。


ある時から不意に、2人はどこかへ出かけることが増えた。

そのほとんどが大した理由じゃなかった。


今になって思う。

あれは『デート』以外のなにものでもなかったんじゃないのかって。


でも、その時の僕にはどうでもよかった。

デートであろうと、そうじゃなかろうと。


だって、そうでしょ?

好きな人と一緒にいられる

理由は何だって好かった。




けど



だからこそ突きつけられた現実



菜摘と彼方は先輩と後輩の関係だった。



最後の最期まで。



すべて終わった時に説明のつく関係がそれだけだった。



それだけでしかなかった。



今から述懐するのは僕が失った時の話



これを見る人はどうか思い出してほしい。



自分の本当の「  」を



……僕はどうかって?



僕にはもう何も残ってないから…さ





じゃ、とりあえずは



大切な存在に出会い、そして―――






第1話 スタート。


全編修正中です


1話はほとんどないな・・

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