前編 春 麗かな
三話目なので、前の二話も見ていただければ、楽しさは増すと思います。
どうも。僕です。
最近体重が異様な速度で落ちています。僕です。
最近パソコンのネット状況が最悪です。僕です。
二度ある事は三度ある。よく言った言葉だと思います。
まさしく、“二度ある事は三度ある”を僕は身を持って知りました。
その“二度(略)”までの経路を、皆さんにお話したいと思うのです。
天気が良い。
非常に天気が良い。
ポカポカとしたした外気に、涼やかな風。
桜の木も満開に咲き誇り、目にも鮮やかだ。
午後二時。
そんな、少し遅い時間帯に某カレー店で昼食をとり、俺は家路をゆっくりと楽しんでいた。
二時。
家でごろごろするには早い時間帯。
最近は天気が悪く、中々外出の機会が無かった。
これを機に外を自転車で走り回るのもいいかもしれない。
それに、最近デジタルカメラを買った身としては、それをもっと使いたい、という考えがある。
ああ、それがいいな。そうしよう。
これからの計画を立て、俺は自転車のペダルを漕ぐスピードを若干速めた。
とっとと家に戻って、デジカメを持ってどこかに行こう。
そんな考えに、つい心は躍る。
堤防を登って、桜の木が十数本も立ち並んだ横を走る。
そうして暫くすると、向こうのほうに自宅が見えてきた。
ぐん、と、一層スピードは上がり―――
「・・・?」
何だろう。
俺はブレーキを掛けてスピードを緩めた。
俺の家の前。車庫の手前。
自転車が停まっている。自転車だけじゃない。誰か居る。
今家には誰も居ないはずだから、家族じゃない。
だとしたら客だろうか?
いや、客だったら、インターフォン等で、中に誰も居ないのが解る筈だ。
・・・???
じゃあ誰だ?
多少の不安が胸をよぎる。
ついでに、嫌な予感も胸をよぎる。
進んでいくに連れ、徐々に家の前に居る“誰”かが鮮明に見えてくる。
誰だ?
目を細めつつ、いや、本当は解り始めていた。
ただ、「誰だ?」と、自分は解っていない、と思い込みたかった。
本当は、見当がつき始めていた。
徐々に、徐々に。
確かに鮮明になっている“誰”か。
できれば、“そう”であって欲しくない。
できれば、俺の予想を裏切って欲しい。
そんな願いが胸をぐるぐる回るが、それは距離が狭まる毎に薄くなっていく。
ああ・・・、もう・・・。
自分を誤魔化せない距離。
そして、
“それ”が“そう”だと解ったとき、
「嘘〜ん・・・」
“アイツ”の登場であった。
最近ネットが繫がっては途切れ、繫がっては途切れの繰り返しです。
いい加減パソコンを買い換えたいと思い始めました。
ともあれ、楽しんで頂ければ幸いです。




