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第六十一話「存在証明:コード・カノン」

記録塔、最上層。

空白と記録がぶつかり合う空間に、かつての“彼女”が蘇った。


『私は、レム。……でも、本当の名前は――カノン。』


カノン――それは、陸がかつて記憶の底に葬り去った“失われた存在”。

彼女は《記録武装・レム》として封じられていた己の記憶と力を、いま解き放つ。


「お前……本当に、カノンなのか」


『あの日、約束したでしょ。

“また、世界が終わる前に会いに行く”って――』


その言葉とともに、カノンの姿が陸の隣に立つ。

彼女の手には、完全復元された記録武装レム・カノンフォームが握られていた。


《削除王》の虚構の声が、低く唸る。


『記録されない者が、記録を名乗るな。

存在しない者に、抗う資格はない』


しかし、陸は一歩前に出る。

その目に迷いはなかった。


「資格なんて関係ねぇ。これは“意志”の問題だ」


『――ならば見せろ。世界を上書きする、“空白の証明”を』


次の瞬間、塔が震えた。


記録片が砕け、空白が満ちる。

だがそれと同時に、陸とカノンの手に握られた《レム》が咆哮した。


【最終形態展開:デュアル・レコードモード《オーバーライト・ゼロ》】


二人の意志が共鳴し、記録塔最上層に“再構築の光”が走る。

無限に近い情報空間が渦を巻き、武器が変形し、記録が書き換えられる――。


カノン「行こう、陸くん」


陸「終わらせる。全部な――お前を囚えた過去も、この塔も!」


レム・カノン「これは、“私たちの物語”だ!」

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