第1話 普通の1日
「おはよー!咲希ー!」
「おはよ静紅」
わたし、小泉 咲希 高校2年生 セーラー服でリボンは赤色スカートは黒色とネズミ色。
私には関係がないが、男の子の制服は黒のブレザーに白色のシャツに濃いめの青のネクタイに黒いズボン。
私の髪の毛は前髪は流していて後ろ髪は下ろしている、下ろしていないとなぜか落ち着かない。丸メガネをかけていて陰キャみたいな自分だ。
この子は幼馴染の佐藤 静紅 同じセーラー服で髪の毛はボブで前髪は私と同じように流してある。
キーンコーンカーンコーン
「うちこっちだからじゃあね咲希!」
「じゃあね静紅。」
授業が始まりいつもの日常が始まった。
キーンコーンカーンコーンチャイムが鳴ると、話す人がいないからたまには静紅のところに行こうと思ったから行くことにした。
静紅の教室が見えると静紅の姿が見えた。
「あっしず」
「あ〜あれねいいよねー!」
(静紅が男と話してる、静紅って男と話す経験ってあったけ?私がいると邪魔だから見つかる前に教室に帰ろう。)
「あっ!」
私は静紅に大きな声で叫ばれてビクッとした。
(やば!)
「咲希ー!こっちこっち!」
私は静紅に呼ばれたから従うように静紅のところに行った。
「やっほー!咲希来てたんだね!っあ、こちら河上 和斗くん!」
ザワザワとした空気
「うわぁー佐藤さんだ。」「私佐藤さん嫌いなんだよね〜いっつも和斗と一緒にいるから。
なんだろう佐藤さんって和斗のこと好きなのかな?」
(女子たち何か静紅の悪口言ってる?)
タッタッタッっと女子のグループが私のところに来た。
「佐藤さんちょっといい?」
グループの女の子は静紅に話しかけてきた。
「あっ、いいよ!ちょっとごめんあとは2人で話しててすぐ戻るから!」
「えっ、あっ、ちょっと!」
(私男と話すの苦手なんだけど....)
「でっ、何?輝さん?」
「佐藤さんって和斗のこと好きなの?」
「えっ?何のこと?」
「とぼけないでよ!」
「あんた!いっつも和斗のところに引っ付いてるじゃない!好きなんでしょ!」
「...私はそういうつもりは無いよ....」
静紅は女の子のところを通ろうとすると、静かにこう言った。
「私は和斗に用があって近ずいてるだけだよ...。」
「なっ!」「用って!何よ!なんなのよ!」「どうしたの輝?」「行くよ!」「ちょっ、待ってよ!輝?!」
(どうしよう2人になってしまった、話すこともないし河上には悪いけど逃げよう)
「ではっ」
「あのっ!」「はじめまして!」
「それだけですか。」
「なっっ!」
「ではっ」
「ちょっと!」
「何ですか!」
「お名前は?」
「小泉 咲希です。失礼します。」
「ちょっ!」
急に河上が私の腕を掴んだ。
「佐藤さんの友達ですよね。」
「だからなんですか!」
「後でお話を聞いていただけませんか?」
「はぁ!まぁいいけど。」