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Episode 【オープンワールドズ⛥】⛥Act【6話】⛥

宜しくお願い致します。



人型波防障壁戦闘兵器「エンドア」──を装着し

色々思案する


そう言えば【フィーメイルボディ帝国】に行けと言われたなと思い返した。

あのギルドのおじさんの言っていた

パンアースラン大陸南国及び東国諸国連合同盟の

盟主のフィーメイルボディ帝国にだ──

せっかく冒険者等級D級であるがカードも作って頂いたわけで色々と世話になった訳だが

直ぐに行って向こうの帝国側からよく来たな、などと歓迎されるかも分からない訳だし、

此処は行った事のある彼らに行くかどうかを──

カーシーを貪るドラゴンにとりあえず聞いてみる


「【フィーメイルボディ帝国】には行かないのか?」



「直ぐに行きたいのは山々だが此処におる者達を置いてものう──幾ら儂らとて異界人を全員、背に乗せて飛んで行く訳にもいかんじゃろうて──精々十数人が限度って言うものよのう──それ以上乗せれば落ちる者も出てこようし、途中にワイバーンやら他のドラゴンもおるし戦闘になれば皆一応に落下じゃのう」



「ならば今までどう言う風に連れて行ったんだ。」



「なーに!ただ単に首に籠をぶら下げて籠の中に1人づつ乗せて行っただけの事、まぁもっともフィーメイルボディ帝国が魔導船を使って送迎すれば早いのだが数十人〜数百人程度では奴らの言い分だとコスト高と言うことじゃて──じゃが今は優に一万人はおるからのう──そろそろお迎えが来るじゃろうて──帝国に一匹、使いを出して回収依頼をしたからのう──ついでにカーシーを大量に報酬として貰うことと帝国までの護衛も兼ねて儂らも行くが──当然主殿も儂らと行くのであろう──」




どうやらこのドラゴン達と一緒に帝国に行くのが決定事項になっているが──


──というか既に乗っていた

乗っているのは当然、魔導船の方ではなくドラゴンの方にだが──ところでこのドラゴンに名前というモノがあるのだろうか?



「ところで今更ながらドラゴンの個々に名前なんてあるのか?」



「ないのう──念話で事済むから名など必要あるまいて──じゃが──主殿が名付けてくれるのかのう──?どうせなら良い名がいいのう──」



「なら今は此処にいない奴の名前を拝借するとしますか── ── ──アセットならどうだ──

エマ・アセットからの借り物だがラルガンと言うドラゴンの天敵がいてな ── 」



「なっ何ー ──何故主殿はエマ・アセットと言う名前を知っているのじゃ──しかもラルガンも知っておる──どう言う事なのじゃ──主殿──」



「いやいや逆にエマ・アセットって名前を何故知っているんだ」



「何故って言われても儂がエマだからじゃ──

しかもこの世界でラルガンを知っている者が現れるとは主殿は一体何者なのじゃ──」



「俺か──俺はこの世界に降下する前はセイとに乗ってたが──ただ単に役職名に過ぎない」



「マジで主殿がか──セイ様なのか──」



「お前──本当にエマか──?姿形が随分様変わりしているし、大体なんでこんな所にいるんだ?しかもオスになっているし、ましてやお前の餌じゃないのかなドラゴンって──大概は第三波膜層、特有のゴリ押しの物理世界にいるはずだろうー」



「主殿──否!セイ様同様この世界では容姿が変わり果ててしまい気がついたらこの世界にいた──と言うか【フィーメイルボディ帝国】の北側の海にある霧に包まれた様々な異界と繋がっているゲートみたいなのがあってそこからこの世界に現れてしまい──なんだかんだと、はや数千年、皆には爺と呼ばれる始末──」



「どうせ第三波膜層の4次元世界辺りで餌のドラゴンでも追いかけ回していたんだろう」



「まぁ否定はしませんが──因みに此処にいるドラゴン達は皆、ドラゴンではなくラルガンでありまして──群れで狩りをしている最中に群れ共々一緒にこの世界に来ましてのう──何故か皆一同ドラゴンに変わり果ててしまい──そしてドラゴンの姿のままだと皆が恐れ慄くので蝙蝠の姿に変身しておりました──。ただ──ラルガンには変身も戻る事も出来ず──」



「変身は出来るんだな──だが──ラルガンの姿の方が恐れ慄く──アノ姿はヤバイだろう──まぁいい──とりあえずは分かった──ところでだ──あれはなんだ──魔導船の後ろにいる奴だ」



「あれは──厄介な──ドラゴンゾンビの群れ──主殿!」



「ただの骨なのにそんなに厄介なのか──ゾンビとか──4次元って言うのは骨になってもまだ食い意地が張る──ところ──なのかー ──俺には美女達と竜討伐すると言う面白可笑しく体験する夢がこの世界にあるんだーその竜討伐の初戦が──それが骨だと──しかも単体ではなく群れで来るとは──しかし一体何体いるんだ」



「主殿──奴らは恐らくは魔導船の核を狙っているかも知れませんのう──魔導船の核はかなり大きいですから」



「まぁ護衛をしているお前達が行くんだから──当然、俺も行くべきだろうな──」



「主殿はご存知かも知れませんがこの世界は魔法系は全て悪側──如何なる魔法系は使ってはなりません。ただし──精霊魔導や聖霊魔術や神術などは一部使えますが──出来れば精霊聖導、聖霊聖導、神術、などの聖法系あるいは法術が無難かと──魔のつく全てが元を正せば諸悪の根源であり邪悪なるモノへの帰依に成りかねません──いずれ邪悪なる瘴気あるいは真瘴気に自らのエネルギーを分け与える事にもなりこの世界は聖魔相反するモノの棲み分けがしっかりと出来上がっています。」



「そんな事を心配する必要はない──残念ながらこの世界では俺は魔法の適性が皆無に等しい、故に法術、仏法、 精霊魔導や聖霊魔術や神術、など魔法系以外の技で押し切る。あとは武術やら兵器やら──まぁ色々だな」



「その方が良いかと──更に言えば【根源から湧き出る毒された混沌が悪意に満ちた存在】と呼ばれる

エラトマ·ス·リア·アポリト·テレイ·オーシス·テリオス

細胞菌体帯群塊 通称=エ”ラ“ト°マ”·ス°がおります。奴らにセイ様の魔力エネルギーを感じられたら──恐らくは必ず接触して来るはずです。いい意味でもわるい意味でも──奴ら、特にエ”ラ“ト°マ”·ス°は一霊百魂と呼ばれるこの世界の大ボス的存在の一応は神でありますので──魔法系は全く効果なしです。まぁそれ以外も色々おりますが──大体は遊びの延長──といいますか──6次元意識的な感覚の平行世界線を読み解くので予知的なのでしょうかのう──ほぼ攻撃は回避されます」



「一霊百魂だと──?聞いた事がない、しかも6次元意識的な感覚の平行世界線を読み解くだと?まぁ6次元意識なら平行世界線を読み解くのは訳ないだろうがなぜ4次元でそんな事が出来る──そんな存在がいるとは第四波膜層は広いなぁ──って

往なす──

ブゥーンーズッゴーンゴーンゴーンゴーンゴーン

薙ぎ払う──

兜割り

ズッゴーンズッゴーンズッゴーンゴーン

聖法──浄化──


聖法──昇華──


聖法──霊魂体分離──


聖法──言霊──


十の言霊を唱え祀る

そなたの先祖────そして

累代之御霊(るいだいのみたま)達 及び

そなたの前世の御霊(みたま)

そなたの今世の御霊(みたま)

悪因解除(あくいん かいじょ) 

冥罪過消滅(めいざい か しょうめつ)

善因転結(ぜんいん てんけつ)

霊魂浄化(れいこん じょうか)

魂魄清明(こんぱく せいめい)

霊躰安寧(れいたい あんねい)

善果得道(ぜんか とくどう)

玄胎化成(げんたい かせい)

仙寿転結(せんじゅ てんけつ)

霊格冥福向上(れいかく めいふく こうじょう)の

御啓道(ごけいどう)の守護をお願いできますでしょうか? 守護霊 及び 守護神、後押しのほどよろしくお願い申しあげます──」



「主殿──全部で32体おりました──」


「あぁ──霊がついて来る者もいるだろうから

後で御茶湯(おちゃとう)を出してやれ──コイツらが行く霊界世界は寒いからな──やり方は分かるよな──?」


「儂らが帰る住処とか立ち寄る場所にまでついて来るから温かい御茶を出してひと息ついてもらい──どうぞお帰り下さい(あの世)と肩と腰を手で払い玄関の外側に湯呑みに入れた御茶をご馳走させ、そのまま放置し、冷たくなった御茶を外のあらかじめ決めてある側溝などに御茶を捨てるのであったと思っていたんだが合っとるかのう?」



「その通り──大体合っている──。毎回同じ場所に御茶を捨てるのを忘れずにな──それでこの骨はどうするんだ──?」



「アイテムボックスにでも放り投げておけばいいと思うのう──骨だけだしのう──主殿──」



「魔導船の方も無事で何よりだ──何か歓声も聞こえてくる感じもするがパニックで誰も怪我していなければいいんだが──」



ドラゴンゾンビを無事昇華させほっとしていると──


【レベルアップしました】

【レベルアップしました】

【レベルアップしました】

【レベルアップしました】

【レベルアップしました】



「随分時間が掛かったな」



『【レベルが999になり8億の臣霊魂(〜王·皇帝·Aランク):上限Lv999に達しました】


LV999

HP:+9117万9970

MP:+999兆3691億9796万7000

攻撃:+9117万9970

防御:+9117万9970

体力:+9117万9970

筋力:+9117万9970

速さ:+9117万9970

精神:+9117万9970

賢さ:+9117万9970

幸運:+9117万9970

補正値:〜?


職種∶


スキル:

慣れ+5・耐久異常+1・耐性異常+1・異常吸収+1・付与+1・智慧+1・術+1・適者適存+1・異種対話+1・倍加乗加算+1


身体スキル∶

身体強化・治癒・摺足・跳躍・瑜珈・呼吸法・瞑想・


補助スキル∶

経験値跳乗・相反相位・MP乗加算

付与スキル状態異常相反相位


無制限∶

束縛・石化・凍結・鈍化・眠り・麻痺


傷痍∶

炎上・凍傷・出血・火傷・裂傷・深裂傷・死裂傷・


病毒∶

風邪・感冒・酩酊・泥酔


呪怨∶

悪夢・絶望・虚無・魂抜・幻惑・


麻痺∶

麻痺中・麻痺大・麻痺甚大


睡眠∶

軽眠・昏睡・熟睡・爆睡・


呪詛∶

呪い・盲目・封印・沈黙・疲労


感電∶

痺れ・


束縛∶

紐縛・縄縛・ワイヤー・


鉄化∶

錆・熔解・


精神∶

混乱・怒り・憤怒・狂化・凶暴・恐怖・鬱・魅了・

発狂・


毒 ∶

中毒・猛毒・劇毒・腐蝕毒・溶解毒


炎 ∶

猛火・劫火・暴炎・


氷 ∶

氷塊・氷界・氷山・絶対零度


『神の祝福』


アンマネジャブルシチュエイション(測定不能状況)+・忘却ー・無限+・フラクタル(自己相似)+・


『ギフト』


∶鐘の音+・異界の賜物+・調伏+・平伏+・バフ+・デバフ+・ステータス視覚化+・判子+・



『発現遅延ギフト』

∶EZ/イージー+・発現遅延種蒔き+/全発芽+/急成長・BYFAR/バイファー+


『言葉スキル』

無智蒙昧なるが故に止を得ずして愚虐の生の下に立ち愚か者の君達の独断にて随意に生を施すと(いえ)ども・言霊・


ステータス

MP:+999兆3691億9796万7000はマジックポイントの魔から聖HOLYへ変更を試みHPにしようとしたところHPヒットポイントと被る為、改めてSAINTS 聖なる人と言う意味のSを編纂し値をHSP

に変更致します。


HSP:+999兆3691億9796万7000


わたくし的にはGPがいいですケド


GP:+999兆3691億9796万7000


どーでしょう?』


「どーでしょう?って言われてもなぁ──GPって何の略なんだ?──」



『ゴッドパワーです──』



「無しで──!」



そんなこんなしている内に我々と魔導船は【フィーメイルボディ帝国】の帝都オーマンレイクに着いたのだった。








ここまでお読み頂き有り難うございました

とても感謝致します

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