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第七章『三秧連衡』編 あらすじ
北地を迂回し、姜子蘭らは夏羿族、維氏の兵を纏めて虞領の北端に入った。
姜子蘭は盧武成、子狼の働きもあり、北岐三連城の城主、顓項とその兵を攻め、敗走させた。
しかし顓項の陣営にもまた、共羽仞という隻腕の豪傑がいた。盧武成の猛追は顓遜、共羽仞によって阻まれてしまう。
しかし、時同じくして、恒崋山の山賊たちが制周城を攻め落としていた。逃げ場を失った顓項らは潁段城に落ち延び、籠ることとなる。
迫られた顓項は、苦渋の決断で、滎倉城にいる兄、顓無卹へ援軍を求めた。
顓無卹は顓項のことを異腹の庶子と思いつつも、援軍を出すことを決める。しかし出陣直後、顓項より、反旗を翻す檄文を目にすることとなる。それは顓項には覚えのないものであったが顓無卹は檄文を信じ込み、潁段城に迫った顓無卹は、有無を言わさず顓項を攻めた。
潁段城は将兵一丸となって防戦したが、そのままでは先はない。顓項は、苦渋の末に姜子蘭に降ることに決めた。
姜子蘭は顓項の降伏を受け入れ、共闘して顓無卹の軍を退けた。
そして、姜子蘭、恒崋山の山賊、そして顓項ら北岐三連城の兵は、三秧軍と称し、南にいる顓族と戦うことになったのである。




