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第一章

少女が、賑わう町を歩いていた。


眼光鋭い視線で睨み見据え、その視線の先をとらえたままただ一点に集中していた。


行き交う人々、喧騒と車などの風を切る音。


誰もその少女の怖い殺気に気がついていなかった。


なぜなら、彼女はその殺気を人々に向けているわけではなかったからだ。


ーー目的はただ一つ…あいつ以外に何もない


「見つけた…」


不意に少女が呟いた。


その視線の先、暗い路地を入り、突き当たりのフェスに、怯えて腰を抜かし青ざめ震えるサラリーマン風の男性の目の前に、異質な女の子供がいた。


向かい合う二人。

その関係はまさにハンターと獲物と云った感じで、決して不適切な関係を結んでいる訳ではなさそうだった。


明らかにそのサラリーマン風の男性は、見ず知らずの子供にいきなり、襲われ、追い詰められた状況だった。


その恐怖に染まっている表情が物語っていた。

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