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第一章

「ハハハ…」

乾いた声で、もはや少女の原型をとどめていない敵が笑い出した。

「お前のそれは、ただの自欺₍じき₎だろう?」「自分で自分の心を欺き、詭弁を無理矢理、正当化にしているに過ぎない」「我々と同種である、“お前”に云っても意味がない!!」

「創造主である人間に、この思いをぶつけないと意味がない!」


可愛らしい少女の声から、ひび割れた老人の声に変化し、体中がゴーレムみたいに歪化した”敵”に対して、表情を変えずに云う。


「確かに作るだけ作っておいて、自分たちの手に余ったからと、お前たちと似たような奴等に、任せるのはよくないね。それは激しく賛同するよ」「だけど、人間と自分達を別けて考えているお前達とは、違う!!」

「アタシはアタシでいることを諦めない!」「だから、人は傷つけない!!」

風が吹いていないのに、紫の電気のオーラが全身から溢れて、髪をフワフワと漂わせる。


「人を傷付けた、お前達をアタシは許すことはできない!!」


力の上昇を感じながら、大きく前に踏み込むと”敵”にそのまま突っ込んでいった。


細かく振動しながら電気を放つ”デバイス”の刃。

一瞬のことで目を見開いたまま仁王立ちの”敵”をお腹を一突きした。


「うっ…」呻いて痛みで顔をしかめるのを目に焼き付けて、一気に電気の力を込めて、粉砕した。


「電気の力、なめんなよ!」

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