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第一章
「今更、焦っても仕方ないよ…」「お前は、アタシを怒らせた!」
叫ぶと、攻撃用のプラスチックのような素材のオレンジのカードを右肩についた収納装置から取り出した。
ハート型のコアがスライドし、そこにカードを挿入する。
「”カードカートリッジシステム”装填ーー」
カードを取り込んだコアの色が変わり、大剣型の“デバイス”の刃に、電子回路のような光が巡っていった。
力が高まるのを感じながら、アタシは目の前にいる危険生物を見詰める。
「アタシたちの使命は、”外敵生物”を殲滅すること…」「アタシにだけにしろ。その力をぶつけるのは…」
「酷いよね。辛いよね。でも傷つけてはいけない」
「お前は新しく生まれ変われる権利がある」
「人間の興味とおごり、欺瞞のせいで、傷ついたお前の無念はアタシが全部引き受ける。だから、お前は怨むことはしないで、憎しみと怒りをぶつけることなく純に花開き、華憐に散れ…」
不意に、”デバイス”の”shine heart”が告げる。
「カード消費率10%。接近攻撃が使用可能になりました」
すると、デバイスの刃から白青のオーラが炎のようにゆらゆらと立ち上がった。




