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プロローグ

「覚えていて?僕は君のことが大好きだよ」


 幼い男の子の声が聞こえる。

 小さな手。しかし、自身の手よりも大きな掌に両手を握られる。

 その先を視線で辿ると、少年は恥ずかしそうに頬を染めながらも揺るぎない芯の光を宿した瞳で目の前に立つ少女を見つめた。

 全てを見透かし意識が吸い込まれるのではないかと思うほどに美しい澄んだ瞳。

 光を反射してキラキラと神秘的に輝く銀の髪。

 我儘も甘えも全てを受け止めてくれた深く寛大な御心。

 幼いながらも時に芯のある重き声。名を呼ぶ時の甘き声。


───貴方の全てが大好きでした。


「わたくしは────」


 紡げなかったその続きを言わせて

 もう一度貴方に会いたい

 この先の続きは何時───────?


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