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24時間テレビ

作者: 千尋

 毎年の夏恒例、24時間テレビ。小学生の頃は観ていたけど、社会人になってからは見向きもしない。賛否両論ある番組だけど、私は肯定的。募金がどうのこうの、は馬鹿な私にはわからないけど、知らなかった事をほんの少しでも知る機会になるから。


 日光を浴びると高確率で皮膚がんを発症する色素性乾皮症(A群)。神経障害も伴い30歳を迎える頃には生涯を終えるといわれる難病。以前このドキュメンタリーを観た。外出する時は宇宙服かと思う防備を着なくては身を守れない。大きな公園に遊びに行ったときに周りの子から笑われ、変なのと言われ。患児のお母さんが悔し泣きをしていた。

 現在30代の私は病気かな、と察するが、小学生には無理だろう。むしろ目を引く。

 高学年には知っていたら触れずにやり過ごす事が出来るようになる子もいるだろうが。


 病気、しょうがいは一体幾つあるのだろう。全部を医師、看護師等医療職に従事している方は知っているのだろうか。対応出来るのだろうか。 

 一般人に求めないでほしい。ましてや現代は情報を選り好みして得ることが出来る。臭いものには蓋をする日本ではマイナーな病気、しょうがいにふれることは、自分でゼロから知ろうとすることは、まずないだろう。


 好きな芸能人が出るから、周りが見るから話題のために、でもいい。ほんの少しの触れる機会には24時間テレビはなっていると思う。

 ポルノだと言う人もいる。そういう人は見なければいい。ポルノと言う人は大人だろうから。自分で情報を見る見ないをコントロール出来るのだから。

 ほんの少しでも知ってほしい。と言う声を無視してはいけない。


 私は近所の変な人ばかりが働いているパン屋さんをしょうがい者作業所だと学校の課外授業で知った。家の目と鼻の先にあるのに。知ろうとする行動は中々起きないものだ。

 漫画でもドラマでもいい。深く掘り下げないから誤解が生まれてしまうかもしれないけど、こういった媒体は大切だと思う。


 

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