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誰よりも何よりもどんなことよりもぼくを一番に愛してくれる、そんな存在を求めていた。ただただ日々を生きているだけ、恋人ができても3ヶ月も持たずに別れてしまう。彼氏とは一度もシた事がないのに一夜限りの相手を探し求め夜の街に駆り出す日々。ある日突然心のそこから愛する運命的な出逢いがあると心の何処かで思いながら過ごしていた。これは、そんな願望のような妄想のような、想いあるいは希い(ネガイ)が起こった奇跡の様な物語り。
ぼくは変わらない日々をただ淡々と過ごしていた。その日もいつも通り学校に行き友人とたわいもない話しをし、時折眠りながら授業を受け居酒屋のバイトに行く予定だった。「今日も居酒屋のバイトだろ?週に何回入ってんだよ、気になるやつでもいるのか?」と小学生からの付き合いである唯一ぼくがゲイだと知っている親友であるサンちゃんがニヤニヤしながらぼくに話し掛けてきた。「何もすることないからね、バイトに良い人なんていないよ、皆んなノーマルだしバレたらいずらくなるしね、バイト先でどうこうなろうとは思ってないよ」とぼくは苦笑した。「お前はいつも気にしすぎなんだよ、今の時代ゲイホモもんなに差別なんかねーよ。」と少し真剣にでもからかいながら言ってくる。さらに、「じゃぁ明日もどーせ暇なんだろ?なら一発ヤリに行ってスッキリしよーぜ。」といつもの事ながら突然誘ってきた。ぼくも最近は誰ともシておらずアナニーばかりでエッチがしたいと思う気持ちもあり、「そうだね、良い人がいれば良いんだけどなぁ。」と少し寂しい気持ちで返事をした。「なら、バイト終わりの終電でいつものdocomo前集合だな!」とサンちゃんは張り切った笑顔でぼくの悩みなんかどこ吹く風と言った様に話をきりあげ早々に帰って行った。ぼくが少しネガティブになってもサンちゃんはいつもぼくの悩みなんかちっぽけで何を悩んでんだ?という風に笑ってしまうから、ぼくもそれに釣られてまぁいっかとなってしまうのが小さい頃からの関係。そんなサンちゃんとは身体の関係はありません。
そんな昔の事を思い出しながら考えているとバイトに行かなければいけない時間に迫っており、急いでバイトに向かった。
「おはようございます、今日も宜しくお願いします。」「今日は26人の宴会でしたよね?お造り盛り合わせとサラダ、だし巻き玉子、つくねと前菜盛り合わせ作っときますね。佐々木さんは鍋と海老フライと唐揚げ準備お願いします。」といつもの様に挨拶をし厨房で料理を作っていく。ここのバイトも高校に入学した時から始めたためもうすぐ3年、ぼくは基本的に人見知りで仲良くなるのはすごく時間が必要なためやっとバイト先の人達と気兼ね無く話せるようになってきた。そんなこんなで今日も忙しいバイトを時間ピッタリに終わらしサンちゃんとの待ち合わせ場所に向かおうとすると、「あ、まって!今日皆で呑み会しようってなったんだけど一緒に行こ〜!!」とイケメンでいつもお客さんに騒がれている佐々木さんに声を掛けられた。「すみません、今日は予定があって、、、また誘って下さい」といつも誘ってくれるのにいつも断ってしまい申し訳ない気持ちで謝った。そんなぼくにも優しい佐々木さんは嫌な顔せず「全然良いよ、いきなりだったしね、また一緒に行こうね。お疲れ様。」と笑顔で頭をポンと撫でてくれた。佐々木さんは本当に優しいなぁと改めて思いながら今度こそ待ち合わせ場所に急いだ。
「おっせーぞ、なにしてたんだ?どーせまたあのイケメンに絡まれてたんだろ?あいつはぜってぇお前のこと好きだからな、気ぃつけろよ?」とサンちゃんが難しい顔で言ってきた。「もう!いつも言ってるけど佐々木さんはそんか人じゃないってば!ほら、佐々木さんのことは良いからはやく行こっ!」と頬を膨らまして言うぼく。「はいはい、ほんと気ぃつけろよ?ま、ならいい女といい男GETしに行きますか!!」と張り切った様子でぼくと一緒にクラブの中に入った。「よし、1時間別行動していいやついたらそのままお持ち帰りってことで。もしいねぇなら別んとこ行くぞ!!」と入ってすぐにサンちゃんと別れてしまった。ぼくはとりあえずお酒を買いにカウンターに近付いていく。「ねぇねぇそこのお兄さんっ、俺らと一緒「」に呑みませんか〜?」「やっべ、ちょー可愛いじゃん!!これなら余裕でいけるな。」「だろ〜?これは当たりだろ。」と20代前半の大学生ぐらいの3人組に声を掛けられた。見た目も悪くないし慣れてそうな感じでなにより痛くしてくれそうな所が良い、ぼくはすぐに誘いにのった。「うん、ぼくと一緒に遊んでくれる?」とこてんと顔を傾ける。3人はごくりと喉をならし顔を見合わせ「じゃぁ、こっちの部屋で一緒に話そっか。」と腕や肩や腰に手を回され個室に連れていかれた。
「ひっ、はぁぁぁ、っ、ぅあんっっ、やっ、だめぇぇぇぇぇっっ、、、」「くっ、あーーでるでるっっ。っ、はぁ、気持ちぃ」「あーこれはやべぇだろ、無理無理、もう入れてぇ。」「んっ、はぁ、キスもうますぎだろこいつ。」と1人に後ろから抱きしめられ乳首をいじめられキスをされながら、もう1人のちんこを咥えイかし精液を飲み込みながら最後の1人にちんことおしりをいじめられる。「これもう入れていけるだろ、俺からいきまーす。」とおしりを3本の指でグチュグチュと掻き回していた男がおっきくなったちんこを擦りながらぼくのいやらしいオマンコの入口にあてがった。「じゃ、俺はこのままこのえっろい乳首とお口いじめるわな」と背後の男が乳首を指で弾いた。「ひっ、まってぇ、乳首いじめないでぇ。」とぼくの身体は悦びビクンっと跳ねる。最後の男がぼくのちんこを舐めながら「じゃ、俺はこの可愛いちんこをたぁくさん可愛がってあげよっと」と亀頭を左の掌でグチョグチョとこすりながら右手で上下にはやく擦る。「だめっ、だめぇ、でちゃうンンっ、、やっ、イクイクイクぅぅぅ、っっっっ、はっ、、、なんでぇぇ、、イキたいよぉ、、んっ、」すぐきイキそうになったぼくの先走りでグチョグチョなちんこを右手で根元を抑えられ射精できないもどかしさに身を捩る。「はっ、イクならこのエロマンコでイけよ。」と言いながらぼくに覆いかぶさった男がケツマンコにちんこを挿入しようとした、その瞬間。眩いフラッシュが部屋全体に広がり眩しすぎて目を閉じた。