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馬糞のウニ子の爆誕

読まないで下さい


※この作品は初心者の作者が色々とテストするために書いているものなので、読まないで下さい。


 むかしむかし。


 あるところに1頭の馬がおりました。


 ある日、馬は丘の上で草を食べ、いつものようにブリッと馬糞を垂れました。


 ひり出された馬糞はころりんころりんと丘を転がり、川にドボンとダイブします。


 馬糞

「おかあちゃ~ん!」


 馬糞は、自分をこの世に産み出してくれた馬を想って泣き叫びますが、馬の耳には届きませんでした。


 そして、どんぶらこっこ、どんぶらこっこ、と馬糞は川を流されて行きます。


 やがて、馬糞は海へと流れ着きます。


 海水が染み、馬糞はますます泣きじゃくりました。


 馬糞はそのまま深い深い海の底へと沈んでいきます。


馬糞

「ぴえ~ん!

 ぴえ~~ん!!

 暗いよ~!

 寒いよ~!

 怖いよ~!」


 そこへ、馬糞の泣き声を聞き付け、1匹のグソクムシがやって来ました。


 グソクムシ

「どうしたの?

 何を泣いているの?」


 馬糞

「あたちにもわからないの。

 産まれてすぐにおかあちゃんと離れ離れになったの。

 そして、あたちは自分が誰なのかもわからないの」


 グソクムシ

「あなたは……馬糞に似てるけど、たぶんウニよ。

 ウニの子供よ」


 馬糞

「そうなのね?

 あたち、ウニなのね?」


 グソクムシ

「きっとそうよ。

 私が名前を付けてあげるわね。

 うーん……、馬糞に似てるウニの子供だから……。

 『馬糞・ウニ子』なんてどうかしら?」


 馬糞

「馬糞・ウニ子!

 あたち、その名前気に入ったわ。

 ありがとう!

 ところで、あなたのお名前はなんてゆうの?」


 グソクムシ

「私の名前は、グソックって言うの」


 ウニ子

「なんだか、ガンダムの水陸両用MSみたいな名前ね」


 グソック

「自分が誰なのかもわからないのに、ガンダムは知ってるのね。

 よろしくね、ウニ子ちゃん」


 こうして馬糞は、ウニ子という素敵な名前と、グソックというかけがえの無い友達を得たのでした。

運営さん、消さないで下さい

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