兵器設定
この作品独自の兵器を書いています。
既存兵器の流用物や、改造物は記していませんので悪しからず。
日本
紀伊型戦艦
艦全長二七二米
艦幅三四米
基準排水量四万四七○○瓲
機関一三万一二○○馬力
最大速力三○.七節
航続距離一六節で六六○○浬
兵装
四○糎五○口径連装砲五基一○門
一四糎五○口径連装砲四基八門
一二.七糎四○口径連装高角砲一○基二○門
二五粍三連装機銃三○基九○挺
水上機射出機二基
水上機四機
同型艦『紀伊』『尾張』『駿河』『近江』
第二次倫敦条約下で、金剛型の後継艦として建造された四隻の戦艦。装甲は基本四○糎砲に耐えられるように成っている。日本戦艦で始めて球状艦首が用いられた艦であり、それと縦横比の高い艦体とによって三○節を超える速力を出すことが可能と成っている。
九六式重爆
全幅、二五メートル
全長、一六.四五メートル
全高、四.五六メートル
発動機、『火星』一一型
最大速度、四四四キロメートル
巡航速度、三一五キロメートル
航続距離、四三八○キロメートル
爆装、八○○キロ以内
魚雷、八○○キロ
機銃、二○ミリ旋回機銃一、七.七ミリ旋回機銃四
乗員七〜八名
総空本の制作機第一弾。海軍で構想されていた陸攻と陸軍で構想されていた重爆とを融合させた機体。日本はこの機体で世界水準に追いつき、追い越すことが出来た。陸軍機と海軍機と其々の欠点を上手く補い会えたのは、設計者らの血の滲む努力の結果である。
『昇竜』
全幅;三○m
全長;二三m
全高;七.五m
全備重量;二万七○○○瓩
発動機『火星』一一型(離昇出力一五三○馬力)四発
最大速度;四四○粁毎時
航続距離;四○○○粁
爆装;一瓲爆弾三発又は八○○瓩爆弾三発又は二五○瓩爆弾一二発
機銃;二○粍旋回機銃二挺、七.七粍旋回機銃四挺
乗員;七名
日本が始めて制作した四発機。英国経由で米国から仕入れたB17の設計を元にしている為、性能は高水準に纏まっている。
ソ連
ソヴィエツキー・ソユーズ級戦艦
艦全長二六八メートル
艦幅三八メートル
基準排水量六万八○○○瓲
機関出力一八万六○○○馬力
最大速力二五節
航続距離一六節で六八○○浬
兵装
一八吋四五口径連装砲三基
五吋三八口径両用連装砲八基一六門
二八粍四連装機銃四基一六挺
一二.七粍機銃一二門
水上機射出機一基
水上機三機
同型艦『ソヴィエツキー・ソユーズ』『ソヴィエツカヤ・ウクライナ』
米国の技師がソ連に出向いて作った代物。米軍らしく重防御思考の艦……となる筈で有ったが、莫大な建造費を心配したソ連の注文によって集中防御式の艦と成った。その為身軽となり、速力は本来想定されていた二三節から二五節へと上がっている。
ヴァリャーグ級戦艦
艦全長二六一メートル
艦幅三三メートル
基準排水量三万八○○○瓲
機関出力一二万五○○○馬力
最大速力二四節
航続距離一六節で六○○○浬
兵装
一六吋四五口径連装砲四基八門
五吋四五口径単装速射砲一○基一○門
五吋単装高角砲一○基一○門
二○粍単身機銃二○挺
同型艦『ヴァリャーグ』『カリーニン』
ソ連が技術輸入及び自国の海軍力増強の為に、コロラド級の設計図を米国から輸入した型。勿論米国も全てを渡す訳は無く、技術的進歩と相殺して大方同性能と成っている。