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Nostalgia world online  作者: naginagi
第五章
241/370

大きくなりたいの!

「さて、私は都市計画を進めるにゃ。一応円状という風にしたけど、他にも良い案があるかもしれにゃいからにゃ」

「じゃあ私たちは難民でも探してよっか?」

「んっ。なら森に行く。あそこならアリスの得意なフィールド」


 いや別に今は戦闘するわけではないんだから得意じゃなくてもいいんじゃ…?

 なんだかなーと思いながらも、私たちは森へと向かう事にした。


「平地続きだから森一つあるだけでも視界悪くなるね」

「できれば道作るように伐採したいけど、リポップするからイベント終わるまでは無理」


 リポップすることで素材には困らないが、逆に言えば道等を作る場合には弊害となってしまう。

 しかも森は視界を悪くするのと、入ったものを迷わせる場所でもある。

 今回は目印のように空に光が伸びているが、そういったものが無ければ自力で森を抜ける方角を探し当てないといけない。

 年輪とかそういったので方角を判断するといった方法もあるが、あれはあくまで俗説なので確実というわけではないらしい。

 ただ参考にはなるとのことなので、迷った場合はそういった事を試すのも手ではある。


「一先ずモンスターの気配は感じられないけど…」

「んっ。そういった鳴き声は聞こえないからたぶん大丈夫なはず。てか問題は難民をどう連れていくか」

「あー…」


 レヴィの巨大化で移動は下手な混乱を生みそうな気がするからやめた方がいいよね…。

 となると、ネウラに協力してもらってご年配の方を、成長させたミラで緊急性のある人を飛んで運ぶ形になるかなぁ…。


「何ならアレニアが縛って移動」

「それはトラウマになるからやめようね?」

「やっぱり?」


 わかってたならやめなさい。

 とりあえずネウラとミラを呼んでおこう。

 私は二人を呼んで難民を運ぶことを説明する。


「ってことだから二人ともよろしくね?」

「はーい」

「わかりました」


 さてと、早いところ難民を探しちゃいますか。

 私たち四人は難民を探しつつ森の中を探索する。

 道中には調合の素材になりそうな草花が落ちており、いくつか回収しておく。

 後々【変換】で種にしておけば、難民の人たちでも育てれるからね。

 そんな中、ネウラが私の裾を軽く引っ張る。


「どうしたの?」

「お母さん、前から相談してたスキルの件なんだけどー」


 以前からネウラが成長してから使おうと思っていたスキル拡張玉について、ネウラと話し合った事があった。

 だがネウラは戦闘経験が少ない事から、どんなスキルを取ればいいかがまだ決められなかったため保留になっていたのだ。


「何か思いついたの?」

「うん。この前の時にフェイトの力で大きくなったでしょ?」

「うん」

「それでね、大きくなったら攻撃とか喰らいやすいんだけど、その分攻撃とかが強くなったの」


 まぁ身体が大きくなればその分体積も増えるし蔓を叩きつけるだけでも結構なダメージになるもんね。


「それにネウラって役割的に行動阻害とかの補助的な部分あるし、大きくなってもレヴィお兄ちゃんやミラたちが守ってくれるから大きくなるのも悪くないと思うの。だから【巨大化】のスキルが欲しいのー」


【巨大化】スキルはペット専用のスキルなようで、例えば幼体のペットが成長しても乗れるような体型に全部のペットがなるとは限らない。

 元々が小型なペットもいるため、背に乗って移動という点で言えば不向きなのも多くいる。

 そこで【巨大化】スキルを取る事によって、人一人乗せるのが限界だったのが二人乗せたり、スキルレベルによってはより多くの人を乗せたりすることができる。


 ただ、先程ネウラが言ったように、大きくなると勿論被弾も多くなる。

 スキル発動のオンオフはできるため、移動の面で考えれば特にデメリットは感じないが、ペットとともに戦闘で使う場合は不要なスキルになってしまう。


「いいの? 他にも気になってたスキルいくつかあったよね?」


 実際後衛で支援する役割として、【強化魔法】や【収納】を取ってネウラ自身が植物の種を使ってどこでも対応できるようにしようという考えもあった。


「うんっ! ネウラもっと強くなりたいのー! それでお母さんの役に立ちたいのー!」


 笑顔を振り撒きながら話すネウラについ抱き着いてしまう。

 何この子可愛すぎるんだけど。


「お母さん苦しいよぉー」

「はっ!? つい…」

「確かにネウラの巨大化は怖い…あれはもう重戦車だった…」

「まぁあれはフェイトの力もありますが、正直凄まじかったですからね…」


 だけどネウラが納得しているならそうしよっか。

 私はネウラにスキル拡張玉を渡し、それをネウラが触手に食わせる。



 名前:ネウラ【成体】

 ―ステータス―

【大地魔法Lv1】【植物魔法Lv4】【毒魔法Lv1】【吸収Lv1】【MP上昇Lv2】【INT上昇Lv3】【感知Lv2】【状態異常耐性Lv1】【誘惑Lv1】【光合成Lv2】【空き】

 特殊スキル

【体形変化】



 ネウラのステータスを見るとちゃんと拡張されていたので、ネウラの希望通り【巨大化】スキルを取る。

 するとネウラは早速【巨大化】スキルをオンにしたのか、身体が大きくなる。

 大体ルカと同じぐらいの身長かな?

 でもこれスキルレベル上がるとどんどん大きくなるんだよね?

 大きくなる場所考えないとネウラで洞窟とか詰まったりするのかな…?


「ネウラに身長追いつかれた…」


 それでなんでルカは身長を気にしてるのかな?

 別にルカはそのままでも可愛いよ?


「ですが蔦なども太くなってますし、これなら数人程度なら一気に運べますね」

「ネウラにお任せなのー!」


 まぁネウラが嬉しそうだし、細かい事は気にしないでいっか。

 さて、ネウラのスキルも取った事だし、早いところ難民を保護しないとね。

 そして私たちは森の奥へと進み、難民を探す事を再開した。

後に超巨大化したネウラが超大型モンスターと戦う怪獣映画が作られ…ません!

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