第3話
主人公とヒロインの名前書くの忘れてましたー
すみません。
会話の途中でなんとか出しました。
雨は夜になっても、ゆっくりと降り続いた。
毎日が平凡で、でもそんな毎日が大好きだった僕。
日向より日陰に居る事が多かった僕。
そんな僕を彼女は日向に連れ出してくれそうな気がした。
かっこいい言葉でまとめる事なんて出来ないけど、多分、これが
一目惚れって言うやつなんだと思う。
ゆっくりと降り続ける雨の音はまるでクラシック音楽のように僕の心に響いた。
次の日、僕はいつもより15分も早く家を出た。
登校中に彼女に会えるかもしれない。
学校の休憩時間に彼女と話が出来るかもしれない。
雨はすっかり上がっていて、水溜りに映る空の青がまた一段と鮮やかに見えた。
少し緊張しながら、でも、冷静に教室のドアを開けた。
彼女は教室の一角で他の女生徒たちと話をしていた。
こちらに気付くと少し微笑んで見せてくれた。
話は出来なかったが、あんな風に笑うんだと知った。
聞けば、彼女は2年の時に転校してきたばかりで、成績は優秀、
家は代々茶道教室を営んでおり
その礼儀作法はこの学校の理事長も感心するほどだと言う
一方僕はと言うと、運動が苦手で、礼儀作法にも自信がない。
恋愛に関してはもっと自信がない。
「おい、真田 お前昨日、桐野さんと相々傘してたよな?」
ルックスにも勉学にも運動にも見放された哀れな男子生徒Aが話しかけてきた。
「だったら どーした?」
男子生徒Aは驚いたような顔をして言った
「お前もこちら側の人間だと思っていたのに」
失礼な奴だ・・・
「ハハハ、そりゃ残念だ、見当違いだな」
どこか不満げにその場を後にする男子生徒A・・・
他にもこれまで話した事もない男子生徒B、G、H、J、K、などその他多数が彼女の事について同じような質問をしてきた。
どうやら僕はクラスの男子全員を敵に回したらしい・・・
ストーリーの方向性としてはいい感じに進んできているとは思っていますが、読まれた方はダメだしの方
よろしくお願いします。
どんな些細なコメントでもいいです。
今後の参考にさせていただきます。