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月の箱庭  作者: 悠月
9/9

エピローグ

お疲れ様でございます

陽の血脈の方

どうだったでしょう

お気に召した一夜はありましたでしょうか

お楽しみいただけたのならば光栄でございます






他にも月の血脈はたくさんいるのですがね

その話は次回にして

今回はこの辺でお開きにいたしましょう

あなた方も

随分と月の光を浴びてしまいましたから









一つだけ良い事を教えましょう


気の遠くなるほど長い時間

月の光を浴び続けると月の血脈になってしまうのだそうですよ


けれど


好奇心でお試しになるのはお勧めできません


たとえ


気の遠くなるほど長い時間

太陽に身を焦がされたとしても陽の血脈には戻れませんからね


陽の世界に飽きて

月の血脈になるのもお勧めできません

そちらの世界の時間を持て余すなら

此方の世界など苦痛でしかないのだから


それでも


己に流れる血を疎んだならば


満月の下

夜の帳に身を投じてごらんなさい


誰かが戯れに

寝物語をしてくれるかもしれません

子守唄を歌ってくれるかもしれません


その中で


月の光の美しさに気づいたならば

陽の光りを恋しいと思えたならば


あなたほど

幸せな方はいないでしょう


















ああ


もうこんな時間でございますね

おしゃべりが過ぎました

もうすぐ日が昇ってしまう


では

いつの日にか

再びお目にかかれることを願いましょう



それでは



良い一日を



ここまで読んでいただきありがとうございます。


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