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第2話:女性士官

学校でテスト勉強があってたいへんです。

イギリス・ロンドン、国会議事堂で会議が開かれていた。そこには、日本帝国・大英帝国・ドイツ帝国の首相と官僚がいた。

しばらくすると官僚たちは部屋を退室して首相3人だけが残った。

「・・・さて」3人だけだと確認してイギリスのチャーチルが口を開いた。

「アメリカとの関係は悪化する一方だ。」チャーチルは語りだした。


まず、史実との世界を説明しよう。

この世界の日本はイギリス・ドイツと「三国同盟」を結んでいる。そしてそれと対立しているのが「アメリカ連合国」である。

「彼らの挑発行動はエスカレートしている!」と山口総理が発言した。声には怒りが篭っていた。

「先月には駆逐艦を南洋諸島に派遣してきた!」と一言加える。

「日本はまだマシです。」とドイツのヴィルヘルム3世はつぶやいた。

「我が国は領土侵犯されただけでなく、偵察機を撃墜されました。」彼が言っているのは、”シュトム事件”である。大西洋のシュトム島(架空の島)で警戒にあたっていたドイツの偵察機がアメリカ軍によって撃墜された事件である。

「とにかく!もう講和は望めない!」と山口総理は再び言った。

その後、3人は会議を続けた・・・そして、「ある作戦」を決定した。


横須賀から東南へ500km、「紀伊」「尾張」を主力とする「第4艦隊」は巡航していた。

余談だが、日本帝国では、戦艦が主力の艦隊は「第~艦隊」と呼び、航空空母が主力の艦隊は「第~航空船隊」と呼んでいる。

「進路変更!面舵30度!」と指示した永田は様子がおかしい。

「宜候!」と高い声が返ってきた。

これが様子がおかしい原因だった。


数日前、軍部省の議会で船員交代の会議をしていた。紀伊の航海長は「新島 重蔵」がやっていたが、結核で急死してしまったのだ。それでかわりの航海長を決めているのだ。

永田は新島に妙な心残りがあった。たまに意見のちがいで対立していたが、父親をように自分を接してくれた。だからかなと永田はおもった。


話を戻すが、議会で新航海長が決まったを見て周りはざわついた。

「紀伊航海長に”鈴木 真琴”に任命する」と海軍元帥の前に長身の顔立ちの整った若い女性が立った。

「先程紹介されました!鈴木 真琴少尉であります!」と敬礼をしながらいった。


・・・と、このような事情があった。

「方位西12度、<第2航空艦隊>確認!」と見張員の声がレシーバーを伝って聞こえてきた

「艫舵12度、速力最大」石川中将は鈴木少尉に指示した。

「宜候!」鈴木は自分と同じ大きさの舵を左に回した。



変なところで区切ってしまいました。すみません。

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