表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
80/81

登場人物紹介 ―4―

この登場人物紹介は、本編のネタバレを含んでおります。

本編未読の方は先に本編(第1話から)をお読みください。


 坂上さかがみ 琴乃ことの


 旭先輩と同じく2年1組。和服の似合う美人お姉さん。身長は旭先輩より少し低い。茶道部員で、和服を3着ほど持っている。


 お姉さん風な外見とは裏腹に、性格も口調もおっとりしていて少し子どもっぽい。また本作で唯一方言で喋るキャラ。関西弁の中の神戸弁。少なくとも大阪弁ではない。関東人からすれば聞き取りにくいかもしれないが、訛り具合は中くらい。


 自分自身を魔道師と名乗る。魔道師は血縁によって受け継がれるもので、特別な家系内でしか生まれない。つまり、いいとこのお嬢様。様々な能力が使える。木津に見せた『酷いモノ』はホラー映画の絶叫シーンみたいなもの(厳密には違う)。






 日向 陸 (ひゅうが りく)


 旭先輩の恋人。ただし『こっちの世界』では既に亡くなっている。実神が『あっちの世界』で旭先輩と一緒に居るところで出会った。身長は実神より大きい。


 旭先輩曰く、「実神と似ている」。狩口の項でも実神と似ているという表現が使われたが、こちらとは少し違う。日向と実神は言動が似ている。狩口と実神は雰囲気が似ている。


 デート時の行動権は旭先輩に譲っている。相手の意見を尊重する性格で、自分の意見は二の次。その性格が災いし、旭先輩を守るために遺書を残してマンションの14階から飛び降り自殺した。






 井坂 明石 (いさか あかし)


 実神達のクラスの委員長。本編で1回だけ登場した、いわゆる脇役。実神達を周りの人間はどう見てるのか、をテーマに書いた話に登場させた、一般人キャラ。


 一般人と言いながら超能力者で、能力のおかげで記憶力が非常に良い。彼女の言った言葉は嘘ではなく、一度聞いた言葉は忘れない。ただし目で見た景色などの記憶力は弱いため、記憶は偏ってはいる。人を選ぶ性格で、友達は多いが嫌ってる人間も多い。相手の嫌な部分を的確に突く嫌らしい特技も持っている。


 


 


 乗越 光多 (のりこし こうた)


 実神との初対面は『あっちの世界』。自称陰陽師で異世界人。陰陽師の仕事の為に異世界を移動している。妖怪退治が専門。世界を移動する技術があるらしいが詳細は不明。千鳥とは利害の一致により、すぐに仲良くなった。常に表情を涼しくしていて、女受けがよさそうだと実神が言っていた。






 上谷上 千鳥 (かみたにがみ ちどり)


 身長が190くらい。とにかく高い。次いで体重も重く、体格が良い。ラグビー選手のようと実神に評された。さらに目つきの鋭さも相まって不良にしか見えない。


 容姿の割には温厚な性格。常識があり、義理もしっかり果たす主義。錬金術師だが、その能力については一切明かされなかった。一応明かしておくと、石を鉄に、銅を銀に、金を白金になど、物質変化させることができる。非科学的すぎて出せなかった。






 声の主 (こえのぬし)


 実神に天から話しかける謎の存在。………だったが、最終話で謎が明かされた。簡単に言えば神であり、舞魅の父親。容姿はほぼ人間と言って違いはない。神なだけにやりたい放題、世界を操ることができるが、あのように世界を変化させることができるのは成神祭の時だけ。


 最後の物語はある意味、こいつの計画通りであり、こいつが作った物語であると言える。


 成神祭について。文字通り、神に成る祭り。本質は、人間が神に成る祭りであり、今回は実神が選ばれた。


 この世界の神は、人間と同じように子どもを作って子孫を残して神の座を継いでいく。例外として、特別に選んだ者(人間なり天使なり悪魔なり)を指名することもある。拒否権はある。


 今回の場合、舞魅が神で、子孫を残す相手は舞魅が決めるというシステムだった。成神祭は、舞魅が選んだ相手を試すための儀式みたいなもの。



以上で登場人物紹介を終了します。


次回、本当の最終回。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ