第3話 師匠を雇ったどー!
てな感じで、リドール強くなるためには師匠を雇わないとなーと俺はさっそく雇ってみた。
翌朝………………
「おはようございまぁぁぁぁぁぁぁぁぁす!!!」
うるさい。
いやうるさいの領域越えてる。
この声聞くのもう39回目なんだけど………………
耳が壊れかけている。
「おはようございまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁす!!!」
「あーもう!うるさいなぁー!!」
しまった。ストレスが溜まりに溜まったせいで大声を出してしまった。
いや、この声よりかはまだマシだな。
というか、この声絶対近所迷惑だろ。
今朝の7時だぞ?
なんでこんな大声だせるんだよ。
というツッコミを心の中で入れていた。
この声がなにかは俺は知っていた。
昨日の夜に雇った師匠の声だ。
弟子がどんどんやめていくなど不自然なことが書いてあったが、原因はこれか。
本人は自覚していないのか?
だが、魔法の才能は世界一らしい。(自称)
まぁこんな師匠だが、楽しくやっていけることを俺は心から願っていた。
さて、そろそろ起きるか……………
俺はベッドから降りて、ドアを開けた。
そこには叫んでいた師匠の姿があった。
『オリア・プライゾン』。
年齢:25歳、誕生日:11月10日、趣味:魔法研究、読書。
詳細:国歴920年、11月10日に生まれ、10歳にして全魔法を習得。
全魔法を習得したことによって称号『魔法極めし者』を獲得。
12歳の時にスキル《無詠唱》を獲得。13歳の時には冒険者の職に就き、S級モンスターをソロで討伐。
16歳の時には勇者とタイマンをし、勝利を掴み取った。
17歳には危険度ランク天災級の魔物をソロで討伐。
20歳から師匠となった。
…………と言うのが師匠のプロフィールだ。
いや、なんだろう。
胡散臭いと言うかなんというか…………
凄いと思うけどさ…………
嘘っぽいって言うか……………
うーん。
良く分からん。
まぁ、特訓をしていく内にどんな人か分かっていくだろ。
今はリドールの特訓を最優先だな。
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