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ただの人形が天才魔術師になるまで  作者: 戸崎猫男
第2章:霊園教編〜ただの人形が宗教を潰すまで〜
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第15話 リカエル救出作戦

〜リドール視点〜


「さて、メンバーも揃ったことだし。

今から作戦会議を始める!!」


自分たちは一旦アラウン・フォックス村のカフェにきた。

そして、師匠が司会を務める作戦会議を始めるのだ。


「では今回の作戦会議の内容について少し語ろう。

今回の作戦会議では作戦名、そして作戦内容を決めようと思う」


作戦名…………か。

ここは『ご主人様救出作戦』でいいんじゃないか?


そのままでわかりやすいし。


『はい!』


自分は手を挙げた。


「はい、リドール君」

『自分は作戦名を考えました。

その名も………………『ご主人様救出作戦』です!!』


その後、なぜか沈黙が続いた。

別に自分はスベってない。


ただ作戦名を提案しただけなのになんでこんな沈黙が続くんだ?

しかも真顔だし。


呆れた顔をしている。


「……………リドール君。

あのね?作戦名っていうのはご主人様とかじゃなくてリカエルとかの本名の方がいいんだよ?

だから、君の作戦名を取り入れると、『リカエル救出作戦』になるね」


………………………そういうことね。


「ま、さっきのリドール君の提案のおかげで新しい作戦名がでたから、そんなに落ち込まないで」


あ、ありがとうございまずぅぅ。

師匠ぉぉ!!


なぜだろう。

師匠のことが天使に見えた。


「ねぇ、私が考えた作戦名も聞いてよ」


そう言ったのはベーラーさんだった。

とても自慢げな顔をしている。


「ああ。どんな作戦名だ?」


師匠の言葉を聞いたベーラーさんは目を閉じて、深呼吸をした。

そして目を開けた。


「その名も………『霊園教ぶっ潰す作戦』………………!」

「ごめんそれだけは無理」

「へ?」


ベーラーさんの作戦名は師匠にあっさりと断られてしまった。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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