第10話 霊園実験の始まり
「ん……………ここは?」
俺は目を覚ました。
すると、そこは真っ暗な大きい部屋だった。
ここは、どこだ?
って、俺全裸じゃん!
くっ、動けない。
両足と両手を鎖がついているせいで動かせない。
「おっ、起きたようだね」
誰かがきた。
結構歳を取っているおじいちゃんだ。
「よし、ちゃんと全裸だし、鎖もついているね」
今から、俺はこの真っ暗な空間でなにをされるんだ?
「ごめんね、君には今から廃人状態になる薬が入っている注射を打つ。
少々痛いかもしれないけど、我慢してね」
「それってどういう……………
ああああああああああああああ!!」
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!
おじいちゃんは注射を俺の全身に打った。
全身の隅々まで全て打った。
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!
あああああああああああああああ!!
あれ…………意識が……………飛んでいく………………
「よし、これで全身に打ったからこの人はもう廃人になった。
これでなにもできない。
考えることも足を動かすことも。
全てできなくなった。
それでは、今から霊園実験を始める」
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
「面白い!」「読みやすい!」等と思っていただけましたら、ブックマーク、★を押して貰えると嬉しいです!