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夢の甍
ごそごそと夢の小屋へ這り込み埃っぽい梁を見上げたら
黒猫ではないけれど知人であった何物かが置いてある気がして
夢の甍に海豚が跳ねたところで気にすることもなかったのに
すすり泣く声が聞こえる気がしたらいても立っても居られなくて
悪いけれどこの先へは誰を招くこともできない
というより歩いて行けるようなこの先などなく
「この先生きのこるには」と教えてくれる先生もいない
説明もなく虹を歩くときのようにサービスも何もない
不思議と暗く感じることはなくでも何を見ることもできない
だからといって不安にさまようこともない
何がないといって自分の芯がないことには反応のしようもない
夢の小屋は扉を開いたまま誰も入っては来ない
夢の甍には海豚が跳ねるばかりで猫の子も見てくれない
せめて目が覚めたら電話するから返事お願い
クロネコヤマトの偽装メールに釣られそうになった件について




