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龍と謎と前世  作者: 夏蜜柑/甘楽
第1章。黒夜は前世の記憶を思い出す。
9/27

第8話。やはりまた黒夜のステータスです

スミマセン投稿が遅れてしまい!学校のテストがあり、そのせいで………てのは言い訳ですね、はい。すみません。


ですが、またペースを上げようと思うので見てくだされば幸いです!


あと、今回のお話は黒夜のステータスがメインです。つい数話前やったのにまたかよと思われては正直心がいたいのですが、きっとまた数話あとに黒夜のステータスについて書くと思います。

なので、今回の話は基本飛ばしても大丈夫です!


今回も最後まで見ていただければ有難いです。では本編をどうぞ。

 俺が目を覚ました時、既にヴィダンを倒してから1日経った後だった。


「なるほど、そうなったわけね。俺が寝ちゃったせいでマリア母さんには迷惑をかけちゃったね。アリスさんやグランさん、リシューさんも迷惑かけてごめんね」


「いいのよそんなこと気にしなくて。あの時の黒夜の活躍を考えればそれくらいは当然の事よ」


「ええ、私たちのことは気にしないでください。というより、これからたくさんの来客がくると思いますよ」


「うんうん!だってあの時の黒夜君凄かったもん!みんないっぱい感謝してくれたし」


「本当にそうですよ。…もし時間があれば後で手合わせを願いたいぐらいです」


「こら、グラン!黒夜はご飯食べたばっかりなのよ!もう少し待ちなさい!」


(あれ〜もう手合わせは決まっているの?俺の拒否権は何処え?)


「残念ながら黒夜さんの拒否権はなかったようです」


(心読まれた!?)


 と、今は起きてからご飯食べた後だ。

 なぜこんなことになっているかというと、今から30分くらい前に起きて、状況確認したところ…『ダメですよ、安静にしてなきゃ!』と叱られてしまい、ベットで待つこと約5分。グランさんが胃にいいものを作ってくれた。そして食べ終わり状況を確認した後だった。

 マリアさんの母さん呼びはなんかなし崩し的にだ。

 あと、マリアさん達は黒夜の実力を知りたかった為、全員一致で否定しなかったのだ。

 

 たわいもない会話をした後、俺は体の調子を確認する。いやまあ、【聖幸】を掛けていた為、怪我や体調に悪影響はないんだけどね。こう〜凄い急変化したせいで自分の体じゃないみたい、というより元の状態に近づいたって感じなのだ。

 えっ?ステータスカードを確認すれば一発じゃないかって?勿論見るさ!


 あっ!でも多いから少し工夫して出すよ!


 ということでハイドンッ!!


 ーーーーー

 黒夜・フィール(バルレスタン)(5歳)

 元バルレスタン王国第3王子。マリア・フィールの養子。(Lv48)

『職業、魔法師』(人族)

 HP790/790 MP3070/3070


 筋力489 (720)

 体力325 (410)

 耐久446 (660)

 俊敏493 (750)

 耐性458 (510)

 魔耐326 (470)

(幸運???☆)


 《使用魔法》

『古代魔法』

【影写】【燈楼演気】



 《能力》

『自動HP回復Ⅲ』Ⅰ→Ⅲ

『自動MP回復Ⅲ』Ⅰ→Ⅲ

『思考速度向上Ⅵ」Ⅴ→Ⅵ

『心技一体Ⅳ』Ⅰ→Ⅳ

『身体強化Ⅵ』Ⅴ→Ⅵ

『魔力集合強化Ⅵ』Ⅴ→Ⅵ

『魔力直接操作Ⅲ』Ⅱ→Ⅲ

『鑑定Ⅸ』0→Ⅸ


 《状態》

『良好』『違和感-小』


 《加護》

『精霊の加護』『妖精の加護』

『神龍の加護』『女神の加護』

『五大龍の加護』『大悪魔の加護』

『地獄の呪い』『◆▲■▼加護』


(《称号》

『S級冒険者に勝利』

『大事な人との別れ』

『壮絶な人生』『記憶(魔力)の解放』

『¥☆*・%°#<×+々〒|:〆<』)


 ーーーーー


 はいっ!

 わかっていただけただろうか。

  そう、ステータスカードに込める魔力をチョチョイとするだけで写り方が変わるのだ!あと、ステータスカードは普通隠蔽をするそうだ。この前読んだ本に、そう書いてあった。どこの世界でも個人情報ほど重いものはないってことだな。


 さらに!能力『鑑定』を使うことで自分のステータスはより詳しく、相手のステータスも自分より『鑑定』のレベルが低ければ盗み見る事が出来るのだ。

 そして新しく見る事が出来たものが幸運と称号の二つだ。ちなみに鑑定は隠蔽の効果も持っているので大抵の人は持っている。てか、ステータスカードを持った瞬間に付与?される。

 さらに、種族はⅢを超えてからで、Ⅳを超えてからでないと幸運値は見えない。しかもⅦをこえないと称号は見えない。

 ここで不思議に思うだろう。前回まで加護やレベル、職業など見えていなかったのに、今回は見えている事に。

 実はこれ、さっき説明したのに関係していて鑑定は付与されたあと、体質によって変わってくるのだ。

 俺は色々とおかしいだけで普通はこんなに早く能力レベルが上がる事はない。

 能力レベルは一年間鍛錬して、1上がるかどうかだ。さらにこの前まで鑑定能力は完全に付与されていなく、俺も感知していなかったため、反映されなかったのだ。



 さてここで問題点は3つだ。

 先ほど見せたやつである幸運だ。それが俺のは何故か?なのだ。去り際にマリアさんのを見たところ、ちゃんと表示されたのに。

 とりあえずなんとなく予想はついているが、先に他の二つを説明してしまおう。

 えっ?誰にかって?………たしかに、誰だろう?


 いやまあ、そんな事は置いといて。

 次は加護についてだ。加護と書いてあるのに呪いがあるという、摩訶不思議な事についてなのだが。

 以外とこれは簡単にわかった。実はこのステータスカードに記されているものは赤色と青色、そして黒色の3色しかなく。赤は?と文字化けの二つで、触れるとブーという効果音が流れた気がした。黒色は特になんもなし。そして青がQ&Aとなっており、触れると要際が頭に浮かび、さらに青色文章を意識するとまた要際が浮かび上がる。

 それを繰り返した結果が………


『呪いの解除方法=最上級光魔法か浄化能力LvⅨ以上』→『浄化を行った後は加護として付与されます』→『付与された場合、負の効果は聖の効果になる為、心配はいりません』【これを見る場合は管理者権限[鑑定能力]のLvⅦが必要になります。】



 となりました。簡単に言うと呪い≒加護という事だ。

 これで加護の説明は完璧かな。てか、鑑定能力は基本Ⅴまでしか上がんないらしい。

 なんで俺は上がったんだろ。不思議な事があるもんだ。

 いやまあ、考えが無いと言えば嘘なのだが、

 残念ながら確証は無いわけで。結論からするとまだわからない。なのだ。


 と、これで二つ目解決!

 ーーー最後に三つ目なのだが、これは言わずとも《称号》についてだ。


 なんだよあの文字化け!怖すぎだろ!!

 という事で最後の最後にあるわけのわからない羅列についてだ。

 マジで未知。意味がわからなすぎて頭がいたい。


 けれどこれにより一つの仮定を導き出した。

 それが、記憶の解放状態だ。



 俺が前世の記憶を思い出したきっかけは母の死だ。それによりどうにか動く事ができたし、野たれ死ぬ事なくマリアさん達という第二の家族と出会う事ができたのだから。

 さらに、俺にはこの"眼"がある。世界の内側を見る眼が。これも記憶の解放により出現したものだ。何故かステータスカードには表示されないが。


 兎も角、記憶の解放状態が良ければ良いほどこの文字化け達も治るんでは無いかと思う。とりあえず、マリアさん達を不安にさせないよう、この事は黙っておこう。



 今の第一目標は、記憶をさらに解放させることだ。俺が解放させた時に見た鎖と南京錠がその封印されてる数ならば残り三つ。その三つの封印さえ解けば俺は全てを思い出せるわけだ。


「よし!とりあえず方向は決まった!今は兎も角なんでもしよう。その為に、さっさと武器を完成させないとな」


 1人で確認しながら訓練場という名の山に行くことにする。新しい魔法も使いたいので今回は長めに出かけるとしよう。

 などと考えながら服を着替え準備をする。


 そしていざ山に出かけようとするとーーー

「黒夜さん、この前のパーティーに居た学園の子ども達が週末の午後に王都で待ち合わせと言っていました」


 え!まじで?!と黒夜は思いながらも扉を閉める。いや、勝手に閉まった。


 こうして、黒夜の料理教室は思った以上に早く開きそうです。





すみません。今回のお話は少し文章の書き方が口説くなってしまいとても読みづらかったかもしれません。


今回の説明は以外と大変だったため、どうにかネタバレしないように書いたのですが、そのせいでこんな拙い文章に………


ですが次回は日常回です!こんなことは無いので安心してください!


今回も誤字、脱字が多い中読んでくださりありがとうございました。

次回の投稿は少し遅くなるかもしれません。

ですが必ず来週以内にやるつもりなので安心してください。



ーー裏話ーー


「相変わらず可愛い寝顔をするわね黒夜は」


「マリア様のことお母さんと呼んでいましたね」


「ええ!あんなにも恥ずかしがりながら私の名前を呼んでくれるなんて嬉しいわ!!」


「マリア様、そんなに大声出すと起きてしまわれますよ」


「あらあら、私としたこどが少し迂闊だったわね、気をつけるわ」


「でも、こんな小さな体のどこにあんな力があるのでしょうね?」


「もしかしたら私よりも魔力量が多いんじゃないの?」


「そんなまさか、普通の人の3倍はあるマリア様よりですか?ご冗談を」


「確かにそうね!それは言い過ぎだかもしれないわ」


「「あははははははーー」」


ーーーーそのまさかですよ。


「うん?今声しなかった?」


「確かに聞こえたような、聞こえなかったようなー………」


「あのー。マリア様もアリスさんも仕事に戻られた方がいいのでは?」


「あっ、確かに結構長居しちゃったわね」


「そうですね。ありがとうリシュー」


「えっと、どいたしまして?」


この30分後に黒夜は目を覚ました。



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