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龍と謎と前世  作者: 夏蜜柑/甘楽
第1章。黒夜は前世の記憶を思い出す。
4/27

第4話 その言葉の理由は。

キャラは基本的にさん付けすると思います。


アリスさんはたまに発言が可笑しいだけで、基本は優しい人なので安心してください!


あとすいません。少しトチ狂いました!最初の部分はこれからもちょくちょく出てくるかもしれません。

うまく文脈が繋がらないので頻繁にはおこないませんが。


あんまり気にしないでいただけると嬉しいです。


黒夜はわけわからず思考中だった。

てか、なんていった。え?私の子ってことは養子にしたいってこと?でも俺平民だよ?イヤ、ほんとわけわかんない。

うう、もうダメだあたまが、ショート、す、る………


よし!少し現実逃避するか!!



………きゃは☆(妄想)

「ということで、みんなこんにちは☆私、黒夜!いまマリナさんにわけわからないこと言われて混乱してる」



「えっとーなんだっけ? ああ、『あなた、私の子供にならない?』だったね!うん。意味わかんない?」



頭に盛大の?を浮かべて、あざとく、可愛らしいポーズを取る。(妄想☆)

確かに黒夜は5歳だ。全然こういうことしても変じゃない。逆に可愛らしい顔と、肩ぐらいまである髪の毛でさらに女の子さを増してる。まさしく男の “娘” だ。

さらに、見た目とポーズによるベストマッチでメロメロだ。(妄想☆)



やばいもうそろ戻らないと現実に支障が出る。



………ふう、現実逃避はこれぐらいでいいだろう。精神的には結構落ち着いた。

じつは案外……いや、以外とこれがバカにならないのだ。

人は自分の精神を保つためや容量オーバーの出来事には目をそらすことで以外となんとかなったりする。

今回はまさにそれだ。容量オーバーのことが起きたので目を逸らしたのだ。


ちなみにこの間役10秒。

つまり高速思考というわけだ。

うん、どんどん人間離れしていくね!

だけどこの技、実は訓練で身に付けられる物なのだ。


まじ本当に前世の俺は何者なんだ!?



てか10秒黙っていたせいでみんな俺のことを心配そうに見ている。

まあでも、俺の答えは決まってるから別に問題ないけど。


さっきのキモい動揺を悟られないように気をつけながら答える。



「ええっと……いいですよ」



その言葉にみんな目を見開く。うん?ちょっと待て約1名てか1名はドヤ顔なんだが。

誰かは言わなくてもわかるよね!


けれど他の人はやっぱり納得いかないようで、アリスさんが聞いてきた。



「せめて理由を聞きましょうよ」



「それは承諾した後で聞こうと思っています」



「ちょっと待ってください。どうしてマリア様の言葉を信じられるのですか?貴方の言葉遣いや、清潔さからただのスラム街の人ではないのはわかります。

そしてそれは、一般教養は身に付けているということです。でしたら今のマリア様の発言がどれだけ危険かわかるはずです。それでもなぜ、それを受け入れたのですか?」



そう、さっきのマリアさんの発言は「奴隷になれ」とも取れるのだ。しかもそれが貴族の言葉ともなればほぼ確定だ。

それは一般教養があればすぐに分かることだ。どれだけ貴族の位が高いかは、それこそ5歳児でも知っていることなのだ。


だからこそ今の肯定はとても不思議に思われたのだろう。しかも、事情も聞かずに。はっきり言って今の発言は黒夜の方が何倍も怪しさがある。


だが、それは奴隷を受け入れたわけでも、黒夜に裏があるわけではない。ましてやそれに気づいていないわけでもない。



「そんなの簡単です。私の “眼” にはマリアさんが嘘を言ってるように見えませんでした。それはアリスさんやグランさん、リシューさんにも感じました。皆様は優しい人です。悪意を持って人に接することはないでしょう。なので私は信じ、受け入れたのです(敵意や害意の視線もなかったし)」



これは紛れもなく黒夜の本心だった。

少なくだったが、人の悪意に触れてその危険性を身に受けた黒夜は、かなり人の悪意や害意には敏感になっていた。

そんな黒夜がなんも感じなかったということは、マリアさんに嘘偽りがないということだ。


そしてその言葉に感心したのか、皆驚嘆の声を出している。



「理由はわかりました。ですが本当にいいのですか?私達はまだ何も話してませんよ」



「さっき言ったようにこれから聞くよ」



「わかりました。マリア様、構いませんよね?」



「当たり前じゃない。これから私達の息子になるのよ。説明しないわけにはいかないでしょう?」



「わかりました」



そうして、アリスさんが話し始める。



「結構複雑な話なんですけど、眠らないでくださいね?」



「さっきたくさん寝たので大丈夫ですよ」



「そういえばそうですね」


アリスさんはふふっと笑い、説明をし始めた。



………長かったため簡単に説明した内容をまとめる。


まず、マリアさんが貴族なのは間違いない。

だけど、下級貴族なためそこまで偉くない。


しかし、貴族と言うなら何故王都から少し離れた山の麓にいるのか、何故俺を拾ったのか。


では、最初の疑問の答えは…

マリアさんが若いのが原因だ。

元々マリアさんの家、フィール家は彼の父親が家主だった。しかし、マリアさんが10歳の時に病気で亡くなる。

その後母親がどうにか立て直すが、下級貴族の中でも最下級まで下がり、平民になりそうになってしまったが、咄嗟に土地を売り唯一外で売っていた土地の山の麓を買って家を作ったらしい。

じゃあ何故母親がいないのか、それはマリアさんを守るために頑張り過ぎて過労で死んでしまったらしい。


まだその頃マリアさんは12歳で、そんな人を主人と認める人がいなかった。結果残ったのが、マリアさんが生まれる前から支えてたアリスさんだけだった。


そこで不思議に思って質問した。ではリシューさんとグランさんはいつ頃から支えているのかと。


先にメイドにしたのはリシューさんだと言った。

俺はその言葉に少なからず訝しげに思った。別にこれが嘘だとかそういうわけではない。言い回しの問題だ。実はこの発言はマリアさんなのだが、マリアさんは “奴隷” では無く、

“メイド” と言ったのだ。


この発言は不思議なものだ。だってそうだろう、下級貴族の娘は大半が上級貴族の侍女となるのだ。そのため下級貴族等は奴隷を使うのが支流なのだが。


もちろんそれについて聞いたら……何故かマリアさんになめるなと言われた。

まあ、マリアさんにはマリアさんの矜持があるのだろう。これ以降は普通の貴族と一緒にするのはやめよう。


まあつまり、リシューさんもグランさんも奴隷ではないということだ。

改めてなんとも面白い貴族だと思う。

そして、いい人だとも。



リシューさんは俺の予想通り14歳で、猫人族という亜人種族の一種だった。


ちなみに亜人は全部で5種族あり、猫人族、狼族、エルフ族、ドワーフ族、狐族だ。


ちなみに、よくいるファンタジーの吸血鬼や

龍人族などは魔族に分類されるそうだ。


基本、亜人は奴隷にされやすい。この国ではそういう事はないが、周辺の町の貴族にはそういう人はいる。俺はそんな貴族とは違うけど……猫耳とか触ってみたい。もふもふしたい!とは思うよ。だってコスプレで付けてる玩具とは違くて、本物だもの!



まあ、この通りわかると思うが俺はかなりの動物好きだ。



そんな事は置いといて、元々リシューさんは亜人の森と呼ばれる、ネバーレフィス王国の南側にある森に暮らしていたそうだ。しかし魔族の襲撃により、家を奪われてしまう。どうにかして逃げて近くの村に隠れるが、人間の里を知らないリシューさんはうまく馴染めずに猫人族ということで仕事に就けなかった。そんな所を奴隷商人につけこまれて奴隷にされそうになる。そんな所をアリスさんが見つけてマリアさんが買ったそうだ。それ以降、マリアさんとアリスさんのために尽くそうとメイドになったということらしい

そして今に至ると。

なんとも壮大な話だ。ちなみにその時のリシューさんの年令は9歳だそうだ。


一般常識だが、亜人を亜人と呼ぶのは差別らしい。なので俺もこれからは獣人族やドワーフ、エルフと呼ぶ様にしよう。


次に、グランさんは元冒険者で、マリアさんを助けたらしい。しかしグランさんはこのことを頑なに否定する。助けられたのは自分の方だ〜と。


その話を聞くとまあ、どっちもどっちだと思った。


それはある日、二つ隣町で開催された上級貴族のパーティーに出席する

ため街道を走っていた所、魔物に襲われたらしく馬も殺されてしまったため逃げられずにいた所を通りすがったグランさんが助けたそうだ。


その頃のグランさんは魔物行進と言う、魔物の大群による侵攻に巻き込まれて例外無く死んでしまったそうだ。まあ、そんな事があり冒険者をやめたかったが今まで戦い以外に何もした事がないグランさんを誰も雇わなかったそうだ。しかしそれを聞いたマリアさんは恩を返すために買ったそうだ。

逆にグランさんはそのことをかなり感謝しており、自分から執事になることを受けてアリスさんから色々教わった事により今こうして執事をしていられるそうだ。もちろん雇った理由の、この山から出てくる魔物討伐も忘れずやっている。基本は降りてきた魔物しか狩らないが、たまに出る異常種は積極的に狩っているらしい。


そして余談だが、実はグランさんは17歳にしてS級冒険者という偉業を達成した人らしい。

ちなみに冒険者ランクはFから順に→E→D→C→B→A→Sとなっていて、Cランク以降が一級冒険者と呼ばれるらしい。

さらに、S級冒険者は世界に100人弱くらいしかいなくて、その中の最強剣士トップ7を、7剣王と呼ぶ。グランさんは7剣王の7番目、『永久連斬の同時剣』と呼ばれている。

実はめちゃくちゃな実力者だった。そしてそれに気がついたのは………。

初めての山頂によるピクニック(今では恒例)を行った時に、その中間あたりで異常種に出くわしたそうで、その異常種を倒した時に使った剣技で気がついたらしい。まさしく後の祭りだ。



そして二つ目の理由は、言わずともわかると思うがこの2人と同じだ。


なんか2人の話を聞いて改めて考えてみると俺もそんな2人と似ていた状態で拾ってもらったと思う。てか逆に、なんかここまで偶然が重なるとわざととかと思えてくるな〜。



まあ、話を戻すが。一体俺はどこまで自分について語ろうかと思い悩んだ末に、元々自分は商人の息子であったが、ある日魔物に襲われて逃げたのがあのスラム街だ。という事にした。ちなみに親がどうなったかは知らない事にした。とてもシンプルで裏が取りにくく、しかも辻褄が合う最高の作り話だ。


そのおかげもあり、ほんの少しだけあった溝が埋まった気がした。



「じゃあ、これから宜しくお願いします」



「ええ、よろしくね」



「よろしくお願いします」



「ああ、よろしく」



「うん!よろしく!」



今のは上からマリアさん、アリスさん、グランさん、リシューさんだ。



そうして俺は新しいお屋敷で新しい生活を始めたのであった。



「じゃあまずは、1週間後にある貴族パーティーに連れて行ってあげる!それまでにアリスから、貴族の礼儀作法を学んでおいてね。アリスもお願いね」



「お任せください!」



「え。エエエエエエ!!!」



やっぱり波乱万丈かも……



ーマリアー


その日の夜。

私は晩御飯を食べたあとは、毎日の日課である窓から見える山と月を見る。


なぜか、そうすると落ち着くからだ。

そして、落ち着いてるからこそ改めて考えられる。本当にあんな事して良かったのか、今家族はなにをしているのか、黒夜はそれで満足しているのか、とか。

しかしそんな思考はあっさり砕かれる。


そこにはいつも見慣れた山に黒夜の姿が見えたのだ。

私は山に魔物が出る事が知っているため、止めようとそのまま窓から出て、走り出した。

私はこう見えて魔力による強化は得意だし、魔法もそこそこ使える。なので、この山くらいなら危険種か異常種以外は安心だ。

しかし、走っても走っても一向に距離が縮まらない。いや逆に離されている。


さすがに可笑しいと思った。ただの5歳児がこんなに早く走れる訳がないと。

そして気がついた、黒夜は5歳ながら魔力強化ができ、自分よりも優れているのだと。

しかし、それだけではどうにもならない。

少し横に魔物がいたのだ。ゴブリンで数は5体と、さすがに1人で立ち回るには大変な数だ。

そして、ゴブリンが気がつく前に止めて連れて帰らなきゃと思った時。


「『陣風』」


走りながらサッとゴブリン達に手を向けてそう呟く。その瞬間ゴブリン達が風に包まれ、木っ端微塵になっていた!


「『傀儡操作』」


また唱えたと思ったら綺麗にむき出しになっていた魔石が黒夜の手に集まる。

その異常な光景で私は思う、これはただの魔法じゃないと。


通常魔法は極めても無詠唱、連続発動が限界だ。

しかし黒夜はこの2秒の間に二つの魔法を無詠唱、しかも魔法陣すら出していないのだ。

これは普通じゃない、つまり……


「古代魔法ね」


古代魔法とは昔の魔法というわけなのだが…

実は今の通常魔法の元となっているのだ。

とても威力が高く、汎用性も高い。しかも魔法陣すら短略できる。

しかし、使い手がとても少ないのだ。

この国では、3人いるかいないかぐらいだろう。

そして古代魔法は、発動させるのも制御するのもかなり大変らしい。それを止まらずにしかも連続で出来るなんて、天才という言葉で一括りにするのも失礼だ。

そこで改めて気がつく、黒夜の左目あたりに変な魔力の動きがあるのを。

つまり、もしかしたらあの時に他の魔法を維持しながら2つの魔法を発動させたということになる。………本当にすごい。


そして気がつけば山頂のお花畑に来ていた。

何度来ても綺麗な光景だ。それは夜でも違わない。


しかし、お花畑の中心にある大きな樹の下に三段に積まれた石があった。


(なんだろう?前はなかったはずなのに。

うーん。見たところ墓標みたいだけど……)


そう思い樹の影からこっそり見ていると、その石の前で膝を折り手を合わせて頭を下げている黒夜の姿を見た。


(何しているんだろう?あれは黒夜が作ったのかなあ?)


そうして考えている内に、黒夜は顔を上げその墓標に向かって話しかけていた。

その内の少しが聞こえた。


「俺さ、……アさんていう人に広っ…………たんだ。だけど………なれって…………。

母さん。………さ…………母さんって呼ぶの出来ないよ。お………無理だ…」


(母さん?あのお墓は黒夜の母親のものなの?でも両親については何も知らないって言ってたし………いやもしかしたら心配かけないようにしているのかもしれない。

あんまり個人的な事に踏み込むのは良く無いけど、仕方ない。明日ステータスカードをあげよう。そうすればわかるかもしれない)


実際、ステータスカードにはあまりがあった。従者には全員分もたせてる。別に4人分ぐらい苦でもない。


そうして、私は山を降りた。魔力強化をしながら走ったら10分ぐらいで降りれる。


降りる直前、黒夜が沢山の武器をどっかから出して全部分解している姿が見えた。

それは不思議な光景だった。

きっとあの剣や杖、槍などは魔物が持ってた物だろう。この山に登る時に、街道付近の森らへんから出てきていたし。その森に立ち寄って落ちてる武器や、魔物が持ってる武器を拾ってから来たのだろう。

それが何を意味するかはよくわからないが、本当に5歳児か不思議になってきた。

まあ、事実としては黒夜が武器を持っている魔物を重点的に倒していただけだが。


私が屋敷に戻って自分の部屋の窓から入ってのんびりしていたところ、数時間後に黒夜はキョロキョロしながら戻ってきた。

しかしその手にはやはり何も持っていない。あの空間から何かを出した魔法も古代魔法かと思う。そうじゃなきゃ話がつかない。

明らかに不審な点が多いため、アリスに注意しとくようにと伝える。

やはり黒夜はただの5歳児ではないと私の中で決定した。

これで、基本説明会は終わりなのでこれからやっとお話が始まります。


黒夜の行動が少しおかしいと思いますが、そこはおいおい話していきます。


そしてやっと出すことができるステータス。皆さん黒夜のステータスに乞うご期待。


ちなみに、次回は貴族パーティー回なのですがそんな不快になるようなことを書くつもりはないので安心してください。


拙い文章に、ひどいボキャ貧。それでも最後まで読んでくださりありがとうございました。



裏話


ちゃんとよろしくをした夜。久しぶりのご飯で、楽しみにしていた。のだがー。


「あの〜アリスさん、もう固形物を食べても大丈夫なので、私にも炭水化物かタンパク質なものをくれませんか?」


「たんすいかぶつ?たんぱくしつ?まあよくわかりませんが、今日の夕飯は私達と一緒のでよろしいですね?」


「はいお願いします」



「ふう、女体盛りとかじゃ無くて安心しましたよ」


「えっ、なんか言いましたか?」


「いえいえ、なんでもないです」


「そうですか…。あと私に対する言葉遣いも砕けだ感じでいいですよ」


そう言いにっこりと微笑む。

なんか背後で綺麗な花が咲いたような……いやいや、そんな訳ないわね。

でもなんかすごい可愛い!すごくキュンと来ちゃった。


「(キュン!)…そ、そう。こんな感じで良い?」


「はい!そっちの方が話しやすいです!」


そうして、パタパタと自分の部屋に戻って行った。

その後姿が小さくて、可愛くて、思わず走って抱きしめたくなってしまった。


そこでやっと隠れていた柱から出てくる。


「やっぱり拾ってきて正解だったわね」


「ええ、さすがはマリア様。良い目をしております。あの可愛さは反則です。本当に男の子ですか?実は女の子でしたとかではないですよね?」


「男の子だって言ったのはグランだよ」


「なるほどグランが嘘つくとは思えませんね」


「そうなのよね。だけどやっぱ確かめずにはいられない!なので今日、黒夜と一緒にお風呂に入ろうと思う」


「なるほど!その役目を私にやらせてくれるという事ですね!」


「えっ?」


「えっ?違うのですか!?」


「当たり前じゃない!単純に嫌がった時、アリスなら説得できると思うから話したのよ!」


「なっ!そんなの許しません!私が一緒に入ります!そこはマリア様にも譲れません!」



「なにやるの」


「ええ、やってやりますよ」


ゴゴゴゴゴゴゴゴッッ!!

という効果音が聞こえそうなほど睨み合っている。てかバチバチしてる!


結果、じゃんけんをして勝ったマリアさんが入ってきて、その姿を見た黒夜がとっさに目を隠したり、体を洗ってこようとするマリアさを止めさせようと説得するが逆に説得されてしまったり、とっても焦った黒夜だった。

その焦った姿も可愛らしく逆にマリアさんの好感度が上がっただけなのだが……覗いてたアリスさんの好感度も上がっただろう。


しかし黒夜が真に心配していたのはそこじゃ無く、この世界の食事情の事で心配になっていた。


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