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第三章登場人物紹介

世良田(せらた)　巴(ともえ)　信康(のぶやす)

　本作主人公。十九歳（推定）。柳生新陰流の使い手だが、異世界に来て、あらたな技を習得した模様。義姉、西野を神の如く崇めている。

馬場(ばば)　彦右衛門(ひこうえもん)　元忠(もとただ)

　前名は新太郎。甲斐の国は境村の名主、馬場彦右衛門の三男。元ヤンだったが、巴に付き従うべく今は爽やかサムライで通している。

原(はら)　弥八郎(やはちろう)　正信(まさのぶ)

　旅の途中、巴に使えることになった牢人。愛称は「ハチ」。ちょっと前まで三河で鷹匠をしていたらしい。

御子神(みこがみ)　善鬼(ぜんき)　吉明(よしあき)

　一刀斎の弟子。モデルが善鬼なのか典膳なのかは不明。胡散臭い関西弁を話す。

前原(まえはら)　一刀斎(いっとうさい)　景久(かげひさ)

　伊東一刀斎に対応する人物。異世界でも一刀流開祖だったりする。

望月(もちづき)　榑葉(くれは)

　本作メインヒロイン。歩き巫女をしながら芸人一座と共に旅をしている。

　その正体は信玄配下の三ツ者。

千賀地(ちがち)　石見(いわみ)　保長(やすなが)

　本名は半蔵(はんぞう)。旅の芸人一座の座長。好々爺然とした人物であるが、実は冷酷な忍者でもある。

浅野(あさの)　甚助(じんすけ)　重信(しげのぶ)

　現実世界では林崎甚助に対応する存在。抜刀術の使い手で、鹿島では巴、彦の師匠だった。勘助という親友からのアドバイスで刀の柄を長くしたらしい。

江馬(えま)　幻庵(げんあん)

早雲の三男で江馬家の長老。

笠原(かさはら)　尾張守(おわりのかみ)　憲秀(のりひで)

江馬家二大宿老の一人。

※人物紹介は徐々に増えていきます。