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発見

視界が真っ赤に染まる。そして、地面が震度7並に揺れる。

「ゴゴゴゴゴーーーー」

「目がチカチカするぅーー。まぁ生きてるって証だが。つーか、逃げねーと、山が崩れる。この音は多分そうだろ。」

俺は再び身体強化を最大限にして風魔法も使い、山から大急ぎで離れる。

「ドドッドッッドドドッドドッ」

音がなりやんだので山の方を見てみると、なんと山の一部が削り取られていた。

「やばいな、もしかしてあれは古竜か。」

古竜とは千年以上生きている竜のことで、とても賢く、強いのだ。

「しかし、古竜なのかな。古竜は賢いと聞くけど。今はむやみにブレスを撃たず、体力回復を待つべきだろ。…でも、いつかはあれより強くならないとな。おちおち寝てもいられねえ。」

そう呟くと、古竜は山をこえてさらに西の方へと飛んでいった。

俺が古竜が削り取った山を視力を強化して見ていると、何やら人工の柱のような物を発見した。

「何だ、あれは?。まさか、古代文明か?、どうする、行くべきか。…行くか。おそらくさっきの音は遠くまで響いているから冒険者ギルドから調査が入るだろう。」

他の奴らが来る前に物色と行きますか。

「転移」

「これは…間違いないな、人工物だ。しかし、山の中にあるとはな。」

どんどん中に入っていく。

「これは、宇宙船か!リアルUFOかな。」

俺が宇宙船らしきものをまじまじ見ているとどこからか声が聞こえた。

「動かないでください、何者ですか」

「!!、俺はただの旅人だ。というか、誰だ。どこにいる!」

「嘘ですね、入り口には二重魔法陣によるバリヤを張っていたはずです。」

「さっきの音を聞いてなかったのか、火竜がブレスで山を崩したんだよ。それより、もう一度聞くぞ、お前は誰だ」

「…わたしは目の前にいますよ。」

「…まさか、宇宙船か?」

「宇宙船ではありません。避難船です。厳密には避難船に搭載された人工知能ですが。」

嘘だろ、バカな。自立した人工知能だと。前世でもなかったじゃねぇか。オーバーテクノロジー、いや魔法陣のおかげか。

「それでお前は避難してくるやつを待っているのかもしれないが、残念ながら来ないぞ。」

「………そうですか、あれから千五百年も経っているのでおかしいと思ってたんです。私はどうすればいいのでしょうか。」

「知らん。待ちたいなら待てばいいし、待ちたくないなら待たなくていいと思う。おそらくやっては来ないだろうがな。」

「私が受けた命令は待っていろというものです。」

「あのな、お前仮にも人工知能だろ。なら考えて最善の行動をしろよ。せっかく考えれるんだからさ。」

「…私が受けた命令は待てというものでしたが、誰を待てかは言われませんでした。だからあなたについていきます。」

「屁理屈だな。でも俺は好きだそ。あと、言っとくが、俺はお前をこき使うぞ。俺のために。」

「仕方ないですね。でも、あなたといると面白そうです。これからよろしくお願いします、マスター。」

面白そう? こいつ感情あんのか? 暴走したらヤバそうだが、うまく使えばいいだけか。

「ああ、よろしくな。相棒」



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