表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
T・F・U物語  作者: 狼眼


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

52/53

さぁ~って、今年の合宿は?

今回の合宿は、前年と同じような筋トレがメインでは無かった。

朝はランニングで始まり、ストレッチや自重トレーニングがメインだった。


「なんか、今回は、コンセプトが違うみたいですね・・・。」

「あぁ、今年はボートやボディービルには参加しないらしいからな。」

「へ?ボディービル・・・やんないんですか?」

「・・・ジャコ・・・。お前、ボ研を何だと思ってるんだ?」

「・・なんでしょうね。」


そこから工藤さんがボ研について熱く語ってくれるのかと思いきや・・・。軽くスルーされた。

どうやら今年は、全員で細マッチョを目指す様だ。


「さて、今日は実際に体験をしてみようか。」


舛添さんが施設の予約をしてくれた様で、今日の午後一で車で移動する事になった。



「ここは・・。」


合宿所からそこまで遠くない場所、体育館より、少し小柄な施設である。


「ここは、国内最大級のボルダリング事務だ!!!」


工藤さん、テンション高いっすね・・。

首都周辺にいくつも点在している様だが、こういう施設に来るのは初めてだな。

今回は団体予約であるため、専用の区画が用意されていた。


「よし、今回はここでトレーニングだ。」


施設の壁は、いたる所に突起物が固定されている・・・。カラフルで・・綺麗・・・とは言い難いが、独特な模様になっている。


舛添さんがみんなの前に出て、ボルダリングの説明に入った。


「よし、ちょっと見てくれ。まずはスタートホールドを確認だ。これがスタートマークだ。ここに両手を置いて、足も・・・このふっとホールドに乗せたらスタートだ。こうして・・登っていく訳だが、登る時は、しっかりとバランスを意識してくれ。無理に手足の力だけで登ろうとすると、すぐにパンプしてしまうから、なるべくヒールフックやトウフックを使って体を支えるんだ。で、ボルダリングには、ルートがある。壁には色々なホールドが付いているが、ボルダリングでは同じ色のホールドだけを使って登る様に設定されたルートがある。スタートマークがある様に、ゴールも設置されているから、今回はイージーコースから始めてみよう。まずは全体を見てオブザベーションをしていこうか・・・。」


・・・専門用語!!

何となく意味は分かったが、全部同じに見えてしまう。ゴールは・・・左上の少し高い所だという事だ。

舛添さんが、スタートの姿勢を実際に登って教えてくれたが、場所によってかなりの差があるので、なるべく楽な場所がいいので、その・・・オブザベーション?をやってみる事にした。


「あのコースは、スタートから微妙な体勢だよな・・・。あそこは短そうだけど・・・どうやって登るんだ?」


俺は渡とペアになり、ルートの推測をしていく。


「ま、初めてだし、やってみっか。」


結局はやってみなくては分からないという結論にたどり着き、手近なコースにへばりついた。

合宿初日から、ランニングや自重トレーニングばかりやっていたのはこれの為か・・・・。


指先に己の体重がずっしりとのしかかってくる。


「指が千切れる!!」

「体が重い!!!」


今まで鍛えてきた筋肉が、ここまで負担になるとは思ってもみなかった。

多少のアスレチックコースなどであれば力ずくで何とでもなるが、ボルダリングは別物だった。


手の内側の長掌筋がものすごく酷使されている。

舛添さん曰く、最初はそんなもん。らしい。


熱くなった腕の筋肉を冷ますために、氷を入れたバケツに手を突っ込む。

キモチが良いのだが、既に握力がない・・・。


これって、今年の夏はボルダリング大会に参加するって事っすかね?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ