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T・F・U物語  作者: 狼眼
29/53

ボ研の活動

ボウリング大会の結果、眉唾副代表が優勝だった。

眉唾副代表・・・スコア645点

舛添先輩・・・スコア564点

双又先輩・・・563点

佐郷先輩・・・483点

福山先輩・・・474点


以下、ぞろぞろと並んでいる。

一年生では俺と高岡が418点で同点でトップだった。


眉唾先輩はものすごかった。殆どがスペアかストライク・・・。スコアシートが真っ黒に見える。


ボウリングを終えた俺たちは、合宿所に戻って風呂に入った。

久しぶりのボウリングの為か、左の尻と右の前腕筋が少し張っている。通常の筋トレとは使っている場所が違う様だ。


特に、ボウリング場にあるハウスボールは、指の穴が広いため、ボールを固定する腕の筋肉が酷使されるんだ。ボウリング上級者が持っているマイボールは、持ち主の指の大きさに合わせて、シリコンのチューブが入っていて、指先に力を入れるだけでボールをホールドできるようになっている。だから沢山投げても握力が亡くなるようなことは無い。


で、俺たちは各部屋に散って明日に備えるのだった。


「なぁ、ジャコ、今度ボウリングの投げ方教えてくれよ。」

「おお、良いけど、そう何回もボウリングなんてしないだろ?」

「いや、あの感じやと定番っぽくないか?」

「・・・確かに、先輩方は不思議がってなかったしな・・。今度聞いてみよう。」




翌朝、朝食は白米とみそ汁、納豆と生卵だけだ。

白米とみそ汁はマネージャーが作ってくれている。


「いただきます!」


納豆と卵を混ぜて食べる人や卵かけご飯にする人、マネージャーにお願いして目玉焼きにしてもらう人・・・。色々な人がいるけど、基本的に朝食の内容は毎日一緒なようだ。


「よし、食べた人から休憩を入れて9時からトレーニングな!」

「「「はい!」」」


山田代表の言葉に全員が反応する。

お、そう言えば・・・。


「工藤さん、工藤さん!昨日のボウリングですが・・・何なんですか?」

「何って?ボ研の活動だろ?」

「・・・ボ研・・・ボディービル研究会ですよね?」

「それは違う。ボディービルを主体とした研究会だ。」

「何すかそれ?」

「・・・何だろうな?」

「って、何なんですか?」

「今までいろんな事をしてきたからな・・・。筋トレは、その基礎作りが目的・・・って感じかもな。」

「夏の終わりの大会って?」

「それは、ボディービルの大会だよ。・・基本的に・・・。」


基本的に・・・って。他に何かが有るんだろうな・・・。


午前中のトレーニングは、主に腹筋と背筋のトレーニングだった。

昼食の後、長い休憩を入れてからまたも筋トレ。夕方のトレーニングは足を中心としたトレーニングと、かなりまんべんなく筋肉をつける様なメニューが続いた。




トレーニングが続いたその週末は、早朝から電車に乗って出かける事になった。


「明日は5時集合。5時半の電車で移動するから、寝る前に準備をしておくように。」

「「「はい!」」」

「あの!どこに行くんですか?」


俺は山田代表に問いかけた。


「明日は、朝一で最強線に乗って、兎田市まで行く。」

「兎田市って何するんです?」


隣にいた工藤さんに聞いてみる。


「兎田市って言ったら、兎田ボートレース場だろ?」

「ボートレース?・・・競艇っすか?!」

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